美容室経営
急がば回れ、あえて営業時間を短縮する美容室オーナーの狙いとは
長年お付き合いいただいているお客様から、
営業時間の変更に伴いカードやハガキなどの記載を変更したい
と連絡を頂き打ち合わせ。
てっきり時間を延長するのかとおもいきや
平日の終業時間を1時間繰り上げるとのこと。
平日の営業が1時間短くなるので
月・水・木・金と週に4日(4時間)、
月にすると14〜16時間短くなり
約二日分の営業時間を削ることになります。
なぜそんなことをするのか尋ねると・・・
スタッフが成長してくれないと嘆く前に、あなたの指示は的確ですか?
夏の夜子供と花火をやる時に「水をくんできて」と頼むと
コップに1杯の水を持ってきました。
私は消火用にバケツに水を汲んで持って来て欲しかったのですが、
子供は私が喉が渇いたと思ったようです。
日常生活においてはたわいもない事ですが、
仕事上では大きなミスにもなりかねないので、
注意しなければなりません。
あなた美容室の強みとは何ですか?それを認めるのは誰?
出入りの業者さんに勧められたメニューを何の工夫もせず
そのままお客様に提案していても、
まわりも同じ事をやっているので
競合がひしめく中でパイを奪い合う事になります。
お客様が求めるのであれば流行を取り入れる事も大切ですが、
それに流され過ぎずに
「強みを活かした経営をしましょう」という話をすると
自分たちの強みが何解らない、
特に強いところは無い
と答えるオーナーさんは少なくありません。
あなた美容室の強みはどのようにしてみちびきだせば良いのでしょう?
売上げを上げたいだけの美容室とお客様に喜んでもらいたい美容室の10の違い
1、
売上げを上げたいだけの美容室は「お金になりそうなメニューなら何でも導入します」
お客様に喜んでもらいたい美容室は「メニューの一つひとつを何のために提案するのか意味があります」
2、
売上げを上げたいだけの美容室は「自分のサロンのお客様は誰か(どんなニーズを持つ人か)解っていません」
お客様に喜んでもらいたい美容室は「自分のサロンのお客様は誰か解っています」
3、
売上げを上げたいだけの美容室は「通り一遍の接客をします」
お客様に喜んでもらいたい美容室は「一人ひとりその状況にあわせた接客をします」
フリーペーパーに広告やクーポンを出すべきか?
先日訪問した離れた2軒の別の美容室で
「フリーペーパーに広告を出した方が良いか?」
「クーポンを使うべきか?」と
たまたま同じような話になったのでちょっと考えてみました。