効率化

「買ってください」の商品・サービスの宣伝は嫌われる

水は商品だと思われていませんでした。よって、「水を商品にする」という概念を作った企業が勝ちました。
次に、質が求められるようになりました。「南アルプスの天然水や六甲のおいしい水」など、質を保障する言葉が商品名に入るようになりました。水の「モノと質の時代」です。
質の次は「デザインの時代」です。ペットボトルは捨てやすい「い・ろ・は・す」が売れるようになりました。「い・ろ・は・す」には、デザインと同時に「ストーリー」も入り始めています。「環境にさしい」と言う情報が付加されているのです。
さらに「ボルヴィック」の広告キャンペーンでは、消費者が一見関係ないような「外側の世界の通り」で消費者に訴えかけます。ボルヴィックを1リットル買うと、アフリカで清潔な水が10リットル生まれる、というものです。
水という例からも「ストーリーを売る時代」になってきていることが確認できます。
〜中略〜
世の中のほとんどの記事は「商品を買ってください」と頼んでいます。消費者は、頼まれすぎているから、それだけで嫌になってしまうのです。
「商品を買わせてください」と思うということは、ストーリーを自分のものとして取り入れて、その商品自体を「自分ごと」として思っているということでしょう。この「自分ごととして思わなければ人は動かない」というのも、実は今の時代の特徴です。「共感」 「自分ごと」は、これからの重要なキーワードだと考えます。

「僕らの仮説が世界をつくる」/佐渡島庸平 ダイヤモンド社より抜粋

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2017-07-22 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

裾野を広げれば高く積み上げられる「砂山の法則」

裾野を広げれば高く積み上げられる「砂山の法則」
子供の頃誰でもが公園の砂場で砂山にトンネルを作ったり、ぼうたおしをしたりして遊びます。あなたはより大きな山を作ろうと思ったとき、どんな行動をしましたか?そんな砂場での砂山づくりから価値の創造を考えた方がいます。わかりやすくおもしろかったので、ご紹介します。

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2017-07-08 | Posted in 読書No Comments » 

 

仕事がはかどる優先順位の決め方

仕事がはかどる優先順位の決め方
あなたは畑一面に生えている草とりを任されました。草が多く茂ったところもあれば、草が少なくまばらなところもあります。季節は真夏、どうやっても数日はかかります。どのような順序でやれば効率良く少しでも早くやり終えることが出来るでしょうか?

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2017-03-18 | Posted in 小ネタNo Comments » 

 

「ゆっくり急ぐ」仕事のしかた

「ゆっくり急ぐ」仕事のしかた

 古代ローマの皇帝・アウグストゥスが言っているように、「ゆっくり急げ」が仕事のコツである。むやみにあせったところでしごとがはかどる事はない。
仕事は丁寧にすべきだが、何一つ欠ける事がなく、完璧になしとげなければならない、などとは思わないこと。そんなことは誰だって不可能だ。
自分の得意な部分をできるだけ完全に仕上げるように。より大きな分野を扱う場合なら、その中でも、本質にふれる部分や核になる部分をしっかりカバーすることに力を注ぐようにすればいい。
多くを望むものは、結局、小さなものしか得られない。これは仕事に就いてもあてはまる考えだ。

自分の人生に一番いい結果を出す幸福術
ヒルティ 齋藤孝 訳・解説/三笠書房より抜粋

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2016-10-22 | Posted in 読書No Comments » 

 

動物たちの生き方暮らし方に生き残りを学ぶ

動物たちの生き方暮らし方に生き残りを学ぶ
長谷川和廣さんの「社長のノート」より

例えば、動物が敵から身を守って生き残るための行動には4つのパターンがあります。
1つ目は積極的に敵を出す抜く方法。素早く走り去ったり、イカのように墨を吐いたりすること。
2つ目は貝やエビのように堅い殻を持って攻撃から身を守る方法。
3つ目は再生力を持つという方法。敵に体の一部を食われても、ヒトデや多くのエビ、カニ等は再生し、生き延びるそうです。
最後は捕食者が生息しないところに生息するという方法。岩に穴をあけて中に棲んだり、他の生き物が来ないような深海で暮らしたりするわけです。
これらは競争相手からいかに会社を守るか、といった考え方にソックリです。敵に対抗する長所を持つか、いま持つパイを堅持するか、身を刻まれても我慢してゆっくり再生するか、それとも相手が進出してこないニッチな市場を開拓するか・・・。そしてその方法は、あなた自身のサバイバルにも応用できるのです。

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2016-10-01 | Posted in マーケティングNo Comments »