美容室経営

あなた美容室の強みとは何ですか?それを認めるのは誰?

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この中であなたのサロンが得意(強み)とするところはありませんか?
出入りの業者さんに勧められたメニューを何の工夫もせず
そのままお客様に提案していても、
まわりも同じ事をやっているので
競合がひしめく中でパイを奪い合う事になります。
お客様が求めるのであれば流行を取り入れる事も大切ですが、
それに流され過ぎずに
「強みを活かした経営をしましょう」という話をすると
自分たちの強みが何解らない、
特に強いところは無い
と答えるオーナーさんは少なくありません。
あなた美容室の強みはどのようにしてみちびきだせば良いのでしょう?

強みとは何も技術的なこととは限らない

様々な視点から考えてみましょう。
・サロンのオーナーがその美容室を作ったときの想いは?
・今来ているお客様はなぜ他ではなくこの美容室に来てくれているのか?
・働いているスタッフはどうしてこのサロンを選んだのか?
・今までのサロンが歩んできたなストーリーは?
・サロンがある地域の歴史は?
etc…

強みはあくまでも、
商圏内の競合する他店と比べての相対的なものです。
自分では大したことがないと思っていても、
周りのサロンがそれより劣っていればそれは立派な強みになります。
美容室は地域密着性が高い業種なので、
県内一や日本一である必要はありません。
強みと言えるかどうかは
自分で決められるものではなく、
お客様があなたのサロンを選ぶか否かが
上手くいっている(強みを活かせている)かのどうか判断の基準になります。
しかし、
その強みも簡単に真似されてしまうようなものでは意味がありません。
そのためには独自性を活かした「仕組み」作りが重要です。

全ての分野で勝つ必要はない

もし、お客様がたくさん来ている美容室を
外から見えるところだけを断片的に真似しても
同じようにたくさんのお客様は来てくれないでしょう。
・立地
・価格
・規模
・独自(稀少)の商材
・技術レベル
・おもてなし
・高級感
・毛髪知識
・人材
・その他のノウハウ
全ての分野で勝つ必要はありません。
この中であなたのサロンが得意(強み)とするところはありませんか?
もしあるなら、
それを原石のままにせずピカピカに磨き、
コツコツと着実に
その分野を求めるお客様にとって魅力的なものに
仕組みを作り上げましょう。
商圏内では一番だと認めてもらえれば、
自然とお客様は増えてくるのではないでしょうか?

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2014-10-25 | Posted in 美容室経営No Comments » 

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