勉強法

伝説の灘高国語教師のが教える勉強法

伝説の灘高国語教師のが教える勉強法

1教科1教師の持ち上がり担当制で6年間の中高一貫教育の学校で、国語教師の橋本武さんが担当した年の学年は東大合格者数全国一位となり、その後も担当した6年おきに百数十名を東大に送り込んだという先生。一体どんな授業をやっていたのでしょうか?

橋本武さんは戦後、墨塗りだらけになってしまった教科書を使うのを止め、中勘助の「銀の匙(さじ)」を教科書代わりに授業を進めました。
主人公の心情の追体験にも重点を置き、話に出てくる凧を作ったり、同じ駄菓子をみんなで試食する。旧暦の暦、外国語を表記する漢字など、わからない言葉が出てきたら横道にそれて徹底的に調べる。その中にこそ学びの本質であると考えていたとのことです。

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2017-03-25 | Posted in 読書No Comments » 

 

なぜメモが大切か?Feel&Think!

 

なぜメモが大切か?Feel&Think!

 

なぜメモが大切かというと、メモが癖になると、”感じること”も癖になるからだ。人より秀でた存在になる不可欠な条件は、人より余計に感じることである。メモは、感じたことを確認するためであろう。そしてメモを見直すことは、再び新しく感じることにほかならない。ではなぜ、”感じること”が大切なのかというと、感じなければ連想力が湧かず、連想力がなければ想像力(創造力)も生まれないからである。
野村克也『ノムダス 勝者の資格』より

まとめると「メモ」→「感じること」→「再び新しく感じること」→「連想力」→「想像力(創造力)」
いわゆるアンテナを張っている状態。成長したい想いが強ければ有益な情報を聞き漏らすまいとしてメモを取る。記録として残るが、その行為が記憶としても残る。すぐには役に立たなくても、その点がいずれ何か他の点と結びつき線となる。同じような気づきに囲まれた場所は、線と線がつながって面になる。そこに行動が加わりトライアンドエラーを繰り返しながら、再現性の高い立体的な知恵となる。考えるな感じろではなく、感じて考えろということか。Feel&Think!

2017-03-04 | Posted in 読書No Comments » 

 

動物たちの生き方暮らし方に生き残りを学ぶ

動物たちの生き方暮らし方に生き残りを学ぶ
長谷川和廣さんの「社長のノート」より

例えば、動物が敵から身を守って生き残るための行動には4つのパターンがあります。
1つ目は積極的に敵を出す抜く方法。素早く走り去ったり、イカのように墨を吐いたりすること。
2つ目は貝やエビのように堅い殻を持って攻撃から身を守る方法。
3つ目は再生力を持つという方法。敵に体の一部を食われても、ヒトデや多くのエビ、カニ等は再生し、生き延びるそうです。
最後は捕食者が生息しないところに生息するという方法。岩に穴をあけて中に棲んだり、他の生き物が来ないような深海で暮らしたりするわけです。
これらは競争相手からいかに会社を守るか、といった考え方にソックリです。敵に対抗する長所を持つか、いま持つパイを堅持するか、身を刻まれても我慢してゆっくり再生するか、それとも相手が進出してこないニッチな市場を開拓するか・・・。そしてその方法は、あなた自身のサバイバルにも応用できるのです。

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2016-10-01 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

備忘録160625 〜アウトプット志向学習〜

アウトプット志向学習法のすすめ 常識的学習法の罠

手段の目的化の罠

インプットから入るとその教科書を読みこなすこと自体が目的化するものである。
「手段は簡単に目的化する」という罠はどんなビジネスでも起こりがちだ。
世の中には、ビジネススキルの概説書が溢れている。
そういった本を読み、学習したことでビジネススキルが本当に身についたと言う話は聞かない。
せいぜい精神安定剤の機能を果たしているのに過ぎないのかもしれない。
「 読めば何かいいことがあるはずだ」と信じて学習することは、
そうした精神安定剤を求めての行動-、
すなわち読むこと自体が目的になってしまっているのではなかろうか。
ただでさえ時間という資源制約に悩まされるビジネスパーソンに、
学習を目的化するような余裕はないはずである。

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2016-06-25 | Posted in 読書No Comments » 

 

こつこつ頑張る人とさぼる人の1年後は・・・?

1年365日毎日に0.01%成長し続けると1年後には「1」が「37」以上になります
SNSに読んだ本の感想を書く事があります。
何人か「私も読んでみます」と書き込んでくれる人もいますが、
ほとんどは社交辞令です。
その中のお一人と会う機会があったので
「そういえば読みたいって言ってたな」と思い出し
読み終えた本を持って行ったところ
「もう読みました、読みやすいけど実は深い内容でしたね。
良い本を紹介してくれてありがとうございます。」と
逆に帰りに3冊もお借りしてきました。
その方は自営で仕事をされていますが、
打ち合わせの時間を取ってもらうのも大変なくらい
いつも周りに人がいるカリスマ性を持っている女性です。
私が言うのも失礼ですが
やはりデキる人は口だけではなく貪欲に勉強し、
着実に成長されており、
それが魅力となっているのでしょう。

毎日少しずつでも成長する

少し前に話題になったようなのでご存知の方も多いと思いますが、
私は最近知ってショックを受けました。
皆さんにもご紹介します。
1年365日まいちに0.01%成長し続けると1年後には「1」が「37」以上になります。
正確には1.01の365乗=37.7834343329です。
逆に365日まいちに0.01%怠け続けると1年後には「1」が「0.03」以下に。
正確には0.99の365乗=は0.02551796445です。
現状維持では1年後もかわらず「1」は「1」のままです。
あくまで計算上のことで人間の「1」の能力が
「0.03」になってしまうとは考えにくい事ですが、
良くも悪くも毎日の積み重ねは恐ろしいほどの差を産みます。

1ヶ月ではせいぜい「1」が「1.3」

「神は細部に宿る」といいますが
この10分の集中・一回の電話応対・1回のメール・1回の提案 etc・・・
「このくらい大丈夫だろう」/「これだけはしっかりやろう」の違いが
日々の積み重ねで大きな差になってしまいます。
1.01の365乗が「37」以上になるというのは複利が効いているからで
たとえば6ヶ月後にはベースが「1」ではなく「6」ほどになっています。
それに残り半年間毎日1.01掛けていくわけですから、
11ヶ月はサボって残りの1ヶ月は頑張って挽回しようというのは無理な話です。
1ヶ月ではせいぜい「1」が「1.3」になるくらいですので、
毎日コツコツやってきた人には到底及びません。
毎日の積み重ねがものを言います。
分かっているつもりでもなかなか難しいことです。
難しいからこそやり続けられた人に
目に見える成果が現れるのだと思います。
私自身も弱いところがありますので
自戒を込めてお互いに頑張りましょう。

2016-05-21 | Posted in 小ネタNo Comments »