マーケティング

「買ってください」の商品・サービスの宣伝は嫌われる


水は商品だと思われていませんでした。よって、「水を商品にする」という概念を作った企業が勝ちました。
次に、質が求められるようになりました。「南アルプスの天然水や六甲のおいしい水」など、質を保障する言葉が商品名に入るようになりました。水の「モノと質の時代」です。
質の次は「デザインの時代」です。ペットボトルは捨てやすい「い・ろ・は・す」が売れるようになりました。「い・ろ・は・す」には、デザインと同時に「ストーリー」も入り始めています。「環境にさしい」と言う情報が付加されているのです。
さらに「ボルヴィック」の広告キャンペーンでは、消費者が一見関係ないような「外側の世界の通り」で消費者に訴えかけます。ボルヴィックを1リットル買うと、アフリカで清潔な水が10リットル生まれる、というものです。
水という例からも「ストーリーを売る時代」になってきていることが確認できます。
〜中略〜
世の中のほとんどの記事は「商品を買ってください」と頼んでいます。消費者は、頼まれすぎているから、それだけで嫌になってしまうのです。
「商品を買わせてください」と思うということは、ストーリーを自分のものとして取り入れて、その商品自体を「自分ごと」として思っているということでしょう。この「自分ごととして思わなければ人は動かない」というのも、実は今の時代の特徴です。「共感」 「自分ごと」は、これからの重要なキーワードだと考えます。

「僕らの仮説が世界をつくる」/佐渡島庸平 ダイヤモンド社より抜粋

私が幼い頃は、水やお茶は売っていませんでした。今のようにお店や自動販売機でジュースなどと同じように販売されるなんて考えられませんでした。缶のお茶が登場したときもお店には置いてあっても「誰がわざわざお金を出してお茶なんか買うんだ?」と言わんばかりに、それを買って飲んでいる人を見たことはありませんでした。それが今や私もあたりまえのようにお茶も水も買うようになりました。
新しい発送が商品になり、デザインが付加され、ストーリーに共感する。売り方も人々の思い考えにあわせて変化してきました。
上記にもあるように、今は広告があふれどんなスキマにも広告が入り込んできます。朝から晩まで見ていたら誰でも嫌になってしまいます。しかし、裏を返せば同じ人でもどこかの会社やお店などで働いているので、消費者であると同時に供給する側でもあります。まさに広告宣伝の仕事をしていたり、担当しているという人も少なくないでしょう。そんな時、どうプロモーションしていけば良いのか?ここにヒントが書いてありました。キーワードは「共感」・ 「自分ごと」。

「自分ごと」とは

「買いたい」「使いたい」「食べたい」「試してみたい」「所持したい」などと思ってもらうには、共感が必要だと佐渡島さんは言っています。ただし、全ての人にそう思ってもらうのは不可能です。もう一つのキーワードが「自分ごと」ということからも、「誰に」買って欲しいのか?使って欲しいのか?食べて欲しいのか?試してみて欲しいのか?所持して欲しいのか?対象を定めないと、プロモーションのしようがありません。意外とそれができていない人や会社は多いのではないでしょうか?「自分ごと」というくらいですから、対象について考える際は属性全体のことを考えるとぼやけてしまうので、具体的な1人に絞ってライフスタイルや好きなものや好きなことは何かと調べると考えやすくなります。

ハッシュタグをつける感覚で、タイトルや見出しを

商品やサービス自体は誰にでも合う、多種多様な人に対応できるものかも知れません。ただ、それを案内する時に対象が絞れていないと、世にあふれる広告に埋もれてしまって誰にも届きません。「誰の何のための」商品やサービスなのか?を明確にしましょう。一度決めたからといって変えてはいけないわけではありませんし、同時期に複数の対象を持ってはだめなこともありません。広告媒体によって対象を変えることも戦略です。余程予算があるなら別ですが、「誰に何を」伝えたいのか?考えてメッセージを作る。ツイッターやインスタでハッシュタグをつける感覚で、タイトルや見出しを付けると見てもらいたい相手に届く確率は上がります。「最近頑張っているけど結果が出ない」という方はぜひ一度試してみてください。


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2017-07-22 | Posted in マーケティングNo Comments » 
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