美容室経営
急がば回れ、あえて営業時間を短縮する美容室オーナーの狙いとは
長年お付き合いいただいているお客様から、
営業時間の変更に伴いカードやハガキなどの記載を変更したい
と連絡を頂き打ち合わせ。
てっきり時間を延長するのかとおもいきや
平日の終業時間を１時間繰り上げるとのこと。
平日の営業が１時間短くなるので
月・水・木・金と週に４日(4時間)、
月にすると14〜16時間短くなり
約二日分の営業時間を削ることになります。
なぜそんなことをするのか尋ねると・・・
スタッフの人生を豊かにしたい
「子供がいるスタッフは子どもと触れ合う時間を、
独身のスタッフには習い事などを通じて
美容以外の分野でも付き合いを広げいろいろな経験をして欲しい」と。
その考えを聞き、
素晴らしいい考えであり、
実行に踏み切るのも勇気が必要だっただろうと思いました。
確かに土日や平日の夜の勉強会やセミナーに行っても
美容師さんと逢うことはまずありません。
ほとんどは営業時間中ですから当たり前です。
営業は終わったとしても片付けや次の日の準備、
スタッフの練習を見るなど多忙です。
普通に考えたら就業後に習い事や勉強会などに参加することは
あきらめてしまうでしょう。
人間的に魅力あるスタッフへの成長を早める
美容師という職種なので多くの人と接し
コミュニケーションを取ることは日常的にできているでしょう。
しかし
あくまで美容師さんとお客さんという関係であり、
心の奥の本音まではなかなか聞くことは出来ません。
会えるのはサロンに来てくださる方に限られます。
私にも経験がありますが、
お店や会社から一歩踏み出すだけで、
仕事の付き合いだけでは出会えない様々な人と出会い
同じ一つの目的(習い事や勉強会など)を共にし
活動を通じて相手を知ることで
多様な考え方があるのだということが分かります。
美容師さんに限りませんがこの経験は必ず本業にも生きてきます。
・・・
・・・ブログではここまでです。
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