経営戦略
あなた美容室の強みとは何ですか?それを認めるのは誰?
出入りの業者さんに勧められたメニューを何の工夫もせず
そのままお客様に提案していても、
まわりも同じ事をやっているので
競合がひしめく中でパイを奪い合う事になります。
お客様が求めるのであれば流行を取り入れる事も大切ですが、
それに流され過ぎずに
「強みを活かした経営をしましょう」という話をすると
自分たちの強みが何解らない、
特に強いところは無い
と答えるオーナーさんは少なくありません。
あなた美容室の強みはどのようにしてみちびきだせば良いのでしょう?
売上げを上げたいだけの美容室とお客様に喜んでもらいたい美容室の10の違い
1、
売上げを上げたいだけの美容室は「お金になりそうなメニューなら何でも導入します」
お客様に喜んでもらいたい美容室は「メニューの一つひとつを何のために提案するのか意味があります」
2、
売上げを上げたいだけの美容室は「自分のサロンのお客様は誰か(どんなニーズを持つ人か)解っていません」
お客様に喜んでもらいたい美容室は「自分のサロンのお客様は誰か解っています」
3、
売上げを上げたいだけの美容室は「通り一遍の接客をします」
お客様に喜んでもらいたい美容室は「一人ひとりその状況にあわせた接客をします」
フリーペーパーに広告やクーポンを出すべきか?
先日訪問した離れた2軒の別の美容室で
「フリーペーパーに広告を出した方が良いか?」
「クーポンを使うべきか?」と
たまたま同じような話になったのでちょっと考えてみました。
美容師の誇りかオーナーとしての収益か・・・そしてその答えは
ある美容室オーナーさんと雑談していたところ、
話が盛り上がりちょっとしたお悩み相談になりました。
実に興味深い話だったのでご紹介します。
その女性オーナーさんはスタッフを6名ほど抱え
経営者としてサロン全体のマネジメントをしています。
私はプロモーションの面でお付き合いさせて頂いていますが、
しっかり進むべき方向を見据えつつ、
スタッフさんや私の意見も取り入れるなど
柔軟な考えの持ち主です。
一方でバリバリの現役美容師でもあります。
確認はしていませんが様子を見ていると
ナンバーワンスタイリストであることは間違いないと思います。
そのオーナーさんはあるジレンマに悩んでいました。
そのジレンマとは
「どうしたら来店して(買って)もらえるか?」ではなく「どうしたら○○○○なるか?」と考えよう
今年は冷夏になるかも?という予想もありましたが、
結果的には暑くなりました。
この暑さとお盆休み前でもあるので髪の毛をどうにかしたいと
今の時期は美容室も忙しくなるのではないでしょうか?
しかしその一方で、
2014年4月の消費税8%に引き上げによるマイナスの影響も少なからずあるようです。
美容室経営者なら
やはり売上げが落ち込めば「どうしたら来店して(買って)もらえるか?」
と考えてしまいますよね。
そのような事を考える時は「何をどのくらい」と、
「期限」と「数値」を課して考えると良いのではと
以前ご提案しましたが、
今回はまた別のアプローチをご紹介します。