気づき
「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です
全国こども電話相談室に寄せられた小6の女の子からの質問に
答えた永六輔さんの言葉です。
まずはお読みください。
「好きな人に告白する言葉を教えて」
永先生
言葉は一番大切です。
でも、好きな人に「あ、この子好きだな」とか「いい人だな」と思われるには、「おなべをいっしょに食べて同じものをおいしいと思う」、「夕やけを見て、両方が美しいなと思う」というような同じ感動を同じ時点で受け止めるのが一番効果があります。
例えば、「いただきます」とか元気な声で言っていると、それだけで「あの子いただきますって言ってるな。きっといい子なんだろうな」と思うじゃないですか。
「あなたがすき」ですとか、「キミを僕のものにしたい」とか、「世界のどこかで待ってる」とか、そういうのはあんまり効果がありません。 「きれいだな、おいしいな、うれしいな」ということが同時に感じあえる環境が一番大事。
だから、「好きです、嫌いです」という言葉ではなく、いい言葉を使っている子は好きになれる。「あの人ならこの言葉は好きだろうな」と思った言葉を何気なく使っているときの方がドキンとします。「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です。
だから、いっしょの環境にいるときに同じ感動をする場面に出来るだけいっしょにいる。スポーツの応援でもいいです。
そうすると、使いあっている同じ言葉にドキンとすることがあって、それが愛なんです。 自分でいうのもおかしいけど、ひとりでご飯を食べてておいしいことないです。
ひとりで野菜を食べているときは本当にさみしい。やっぱり家族、好きな人といっしょのほうがいい。二人っきり、まずはふたりになること。
きれいな言葉を使いあうこと、きれいなことに感動すること、ふたりで声をそろえて感動してください。
放送タレント 永六輔 先生
・・・すごい回答ですね。
思わず「そうだよな〜」とひとりでつぶやいてしまいました。
(さらに…)
これからの美容師に求められるのはマルチプレイヤーか?スペシャリストか?
サッカーの選手にはセンターバックもできるし、
ボランチも出来るという器用な選手がいます。
またフォワードにも関わらずウイングハーフをやらせても
上手い選手もいます。
長身のディフェンダーが終了間際のパワープレーでフォワードをすることも少なくありません。
片や職人のような気質で左サイドバック一筋のディフェンダー、
ポストはできないドリブル突破からのシュート専門のフォワードなんていうのもいます。
一見するといろいろなポジションをこなせるほうが良いように思いますが、
実際のところはどうでしょうか?
(さらに…)
そのお客様は一生であなたのお店でいくらのお金を使いますか?
先日、使っているスマートフォン(iPhone)のバッテリーの持ちが悪くなったので、
個人が営む専門店で新しいバッテリーと交換してもらいました。
交換直後に確認をしてもらうことになっているのでと
異常がないか確かめたところ、
画面に黒いゴミのようなものが・・・。
こすってみても取れないので明らかに液晶内部のゴミです。
その場でそのことを指摘しましたが、
液晶の部分は一切触れていないのでこちらの過失はありえないとのこと・・・
交換前は無かった液晶内のゴミ。
いったいなぜこのようなことになったのか?
怒りよりもあきれてしまい、
ここでこれ以上何か言っても仕方ないと帰りました。
備忘録160618~弱者が強者に勝てる場面とは~
7の力を持った自分。
10の力を持った相手。
この相手に勝つにはどうしたらよいのだろう。
互いに全力でぶつかるときは10対7で負ける。
ところが10の力を持っていても毎回必ず10の力を出しきるとは限らない。
せいぜい5の力を出せば勝てることも多い。
そんな時はわざわざ10の力を出しきらないだろう。
弱者にとってはその時がチャンスだ。
こつこつ頑張る人とさぼる人の1年後は・・・?
SNSに読んだ本の感想を書く事があります。
何人か「私も読んでみます」と書き込んでくれる人もいますが、
ほとんどは社交辞令です。
その中のお一人と会う機会があったので
「そういえば読みたいって言ってたな」と思い出し
読み終えた本を持って行ったところ
「もう読みました、読みやすいけど実は深い内容でしたね。
良い本を紹介してくれてありがとうございます。」と
逆に帰りに3冊もお借りしてきました。
その方は自営で仕事をされていますが、
打ち合わせの時間を取ってもらうのも大変なくらい
いつも周りに人がいるカリスマ性を持っている女性です。
私が言うのも失礼ですが
やはりデキる人は口だけではなく貪欲に勉強し、
着実に成長されており、
それが魅力となっているのでしょう。
毎日少しずつでも成長する
少し前に話題になったようなのでご存知の方も多いと思いますが、
私は最近知ってショックを受けました。
皆さんにもご紹介します。
1年365日まいちに0.01%成長し続けると1年後には「1」が「37」以上になります。
正確には1.01の365乗=37.7834343329です。
逆に365日まいちに0.01%怠け続けると1年後には「1」が「0.03」以下に。
正確には0.99の365乗=は0.02551796445です。
現状維持では1年後もかわらず「1」は「1」のままです。
あくまで計算上のことで人間の「1」の能力が
「0.03」になってしまうとは考えにくい事ですが、
良くも悪くも毎日の積み重ねは恐ろしいほどの差を産みます。
1ヶ月ではせいぜい「1」が「1.3」
「神は細部に宿る」といいますが
この10分の集中・一回の電話応対・1回のメール・1回の提案 etc・・・
「このくらい大丈夫だろう」/「これだけはしっかりやろう」の違いが
日々の積み重ねで大きな差になってしまいます。
1.01の365乗が「37」以上になるというのは複利が効いているからで
たとえば6ヶ月後にはベースが「1」ではなく「6」ほどになっています。
それに残り半年間毎日1.01掛けていくわけですから、
11ヶ月はサボって残りの1ヶ月は頑張って挽回しようというのは無理な話です。
1ヶ月ではせいぜい「1」が「1.3」になるくらいですので、
毎日コツコツやってきた人には到底及びません。
毎日の積み重ねがものを言います。
分かっているつもりでもなかなか難しいことです。
難しいからこそやり続けられた人に
目に見える成果が現れるのだと思います。
私自身も弱いところがありますので
自戒を込めてお互いに頑張りましょう。