小ネタ

備忘録160618~弱者が強者に勝てる場面とは~

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160618
7の力を持った自分。
10の力を持った相手。
この相手に勝つにはどうしたらよいのだろう。
互いに全力でぶつかるときは10対7で負ける。
ところが10の力を持っていても毎回必ず10の力を出しきるとは限らない。
せいぜい5の力を出せば勝てることも多い。
そんな時はわざわざ10の力を出しきらないだろう。
弱者にとってはその時がチャンスだ。

アップセット

10の相手が5で出てきたとき、
自分が持っている7の力を出しきったらどうなるだろう?
相手もまさか7の力を出してくるとは思わないから、
5対7で勝てる可能性が高い。
大きな案件はみんな全力でことに当たるので、
実力通りの結果になりやすいが、
小さな案件は効率やその後のことも勘案し軽視しがち。
そこに隙が生まれる。
サッカーなどの競技でも
弱小チームが2つも3つも上のカテゴリーのチームに勝つ
大番狂わせがある。
弱小チームは大前提として全力でぶつからなければ勝負にならない、
一切手抜き無しで挑んでくる。
その上で勝つか負けるか。
守るものがなくなりふり構わず向かってくる相手は
どんな強いチームにとっても脅威だ。

毎回全力でやり切る者に地力がつく

ただ、
10の力を持った相手が全力で来るのか、
5の力か、または3の力、7の力で挑んでくるのかわからない。
本人たちでさえ全力のつもりでも7や8しかでないということも大いに有り得る。
だからこそ自分はどんなとき、
どんな相手でも常に全力を出し切る必要がある。
毎回がチャンス。
直接対決のみならず、
コンペや競合する同業者に対しても同様。
大切なのは続けること。
1回や2回は全力でやり切ることは誰でも出来る。
されど毎回毎回全力でやり切り終わりなくそれを続けていくのは至難の業だ。
だからこそ出来るものにだけ地力がついてゆく。
テレビの対談の番組、渡辺謙の話。
“5年後10年後こうなろうと言う目標ではそこにしか行けない。
主役でも脇役でも関係なしに100%の力を出し切って仕事をしていたらハリウッド映画のオーディションの話がきた。
蓋を開けてみたらトムクルーズと競演、主役の座についた「ラストサムライ」だった”
常に力を出しきって物事に取り組んでいると
良い意味で何がどう転ぶかわからない。

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2016-06-18 | Posted in 小ネタNo Comments » 

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