教訓

あれもダメこれもダメ?全てが規制されたらどうなるの?

あれもダメこれもダメ?と全てが規制されたらどうなるの?
あるバラエティー番組のキャラクターが、特定のセクシャリティーの人を嘲笑の対象として表現したとして、テレビ局の社長が謝罪するという自体に至った。
そのことにとても強い違和感を感じた。

私自身1対1の会話だったら、わざわざ相手を傷つけるようなことは言わないし、意図しなくてもぽろりと発言してしまわないように、気を付けながら話す。それが礼儀だと思うし、人間関係を円滑にするためのコツだと考えている。
仕事柄、自分が創作したものが何千人、何万人の目に触れる。色々な属性の人が見ることも、中には独特の感性を持つ人がいることもわかっている。常識の範囲でなるべく人を不快に感じさせないように創作しているつもりだ。
ただ、何らかの創作物を不特定多数の人に発信するとなれば、一般的にどんなにハッピーなものでも、発信者が意図せずとも、それを不快に思ったり、傷いたり、悲しくなったりする人がいる。

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2017-10-02 | Posted in 小ネタNo Comments » 

 

後輩美容師から「仕事」と「作業」の違いを聞かれたらどう説明しますか?

後輩美容師から「仕事」と「作業」の違いを聞かれたらどう説明しますか?
毎日お仕事ご苦労さまです。あなたの仕事は何でしょう?お客様の髪を切ること?お客様の髪にパーマを掛けること?お客様の髪にヘアカラーをすること?それって作業じゃないのでしょうか?作業ではレベルが低いということではありません。高レベルなことですし、仕事を実現するためにはきっちり作業をしなければなりません。作業をきっちりこなすだけでも大変な練習や経験は必須です。知識も必要です。とても大切なことです。ただ、本当にその作業技術さえあれば仕事が全てうまくいくでしょうか?熟練させるだけなら時間をかけさえすればある程度の人は出来るようになります。またこの先100年もしないうちにロボットが出来る様になるかもしれません。

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2017-02-18 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

美容室の集客でもつかえるファジアーノ岡山に学ぶファンの増やし方

美容室の集客でもつかえるファジアーノ岡山に学ぶファンの増やし方
サッカーのJ2に「ファジアーノ岡山」というクラブがあります。2009年にJ2昇格。2016年に初めて年間6位となり、昇格プレーオフに顔を出しました。準決勝では松本山雅を破り決勝に進出、惜しくも決勝でセレッソ大阪に敗れJ1昇格にはなりませんでしたが、大躍進の年になりました。
チームが力をつけたということもさることながら、その観客動員数の伸びも目を見張るものがあります。J2に昇格した2009年は年間15万人を超えたものの翌年には12万人代に落ちています。しかしそこから徐々に盛り返し2015年には17万6千人の記録を出しています。2016年は1試合の平均が過去最高の9,127人となりました。

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2017-01-21 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

そのお客様は一生であなたのお店でいくらのお金を使いますか?

そのお客様は一生であなたのお店でいくらのお金を使いますか?
先日、使っているスマートフォン(iPhone)のバッテリーの持ちが悪くなったので、
個人が営む専門店で新しいバッテリーと交換してもらいました。
交換直後に確認をしてもらうことになっているのでと
異常がないか確かめたところ、
画面に黒いゴミのようなものが・・・。
こすってみても取れないので明らかに液晶内部のゴミです。
その場でそのことを指摘しましたが、
液晶の部分は一切触れていないのでこちらの過失はありえないとのこと・・・
交換前は無かった液晶内のゴミ。
いったいなぜこのようなことになったのか?
怒りよりもあきれてしまい、
ここでこれ以上何か言っても仕方ないと帰りました。

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2016-07-02 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

「なんでそんなことができないの?」と口から出そうになった時は…

「なんでそんなことができないの?」と口から出そうになった時は…
“逆上がりを綺麗にできる人はいくらでもいる。
逆上ができない人をできる様にする為に
「言葉で解りやすく」伝えれる人は少ない。”
・・・とある広告で見た文言です。

確かに自分は逆上がりができても、
それをやりながらならともかく、
口頭でできない人に説明して
出来るようにするというのは相当に難しいですね。

美容師から転職した時、
改めてその仕事を外から見てみてわかった事があります。
美容師の仕事はとても大変だということです。
接客をし、
施術をし、
相談を受け、
販売もする。
この内のどれか一つだけの職業も多くありますが、
美容師は複合的な仕事です。
覚えることも多岐に渡ります。
いくら細かいマニュアルを作っても追いつきません。
サロンのオーナーさんと面談していると
「若い子に接客させるのがこわい。
気になることはその都度注意しているが、
特に年配のお客様との世代間ギャップが
あまりにも違いすぎて、
本人は全く失礼だという認識がないので
どう言っていいかわからない」という声をよく聞きます。
美容室に限らず
社会全般的にそのような状況になっているようですね。
そこから教えなければならないと思うと気が遠くなります。

山本五十六さんの言葉が頭をよぎります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず」

時間は掛かるかもしれませんが、
あなただけの課題ではありません。
みんなが持っている課題です。
その度怒っていると自身の身にもよくないので、
そういうものだと思って
気長に育てていくようにしたいですね。
肯定的に見ていけば
悪いことばかりではなくオーナーさんには思いもつかないような
良いアイデアを発してくれるかもしれませんよ。

2016-03-12 | Posted in 美容室経営No Comments »