教訓
自由とは『自ら由とする』ことをすること
中学3年の受験前
丁度今くらいの時期です。
自習の時間にふざけていたら
ふらりと戻ってきた先生に叱られました。
「『自由』というのは好きなことをやっていいという意味じゃない。
『自ら由とする』ことをするものだ。
自分がやるべき事をやるという事だ。
君が今やるべき事は何だ?」
・・・ごもっともな話です。
未だにこの時期になるとふと思い出します。
「君が今やるべき事は何だ?」
自由と責任
自由には規律と同時に、それにともなう責任がある。
それを守って初めて、お互いが美しい調和、
いいかえれば礼譲が成り立つのである。
安岡正篤-「こころ」に書き写す言葉-三笠書房より
美容室のカットクロスを洗う適切な頻度とは
あなたのサロンではどのくらいの頻度でカットクロスを洗濯していますか?
「汚れに気がついたら」
「臭がしたら」
「10人くらいに使ったら」
「1回使ったら必ず」etc・・・
その美容室によって様々だと思います。
では適切な頻度とはどのくらいなのでしょう?
28歳以下の美容師さんへ
あるところから(美容師が)「28歳」までにしておいたほうがいい“準備”
の意見を求められました。
私なりに思った事を回答しましたので、
このブログでも紹介しておきたいと思います。
美容師である前に社会人として、人として立つ事が大切。
「本立ちて道生ず」・・・これは論語の言葉です。
本(根本)を大事にしてそれを持つように勤めて励む。
根本があってこそ道というものができるのである。
という意味です。
有名になるとかギャラが上がるというのは
あくまでやってきたことが評価されてのこと。
ひとことで言えば結果です。
昨今は美容業界のみならず、
結果のみを求め最短距離を走ろうとする人が多いように思います。
しかし美容師としての基礎はもちろん、
人として基本敵な事をおろそかにしていたら
そのような結果を手にする事は出来ません。
美容師である前に人間として
人に信用される人格を築けているでしょうか。
桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す
「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」
史記に出てくる言葉です。
桃やすももは何も言わないが、
良い香りを放つので、
人が多く集まる。
そして、
その下には自然に道ができる。
という意味です。
私達も自然にまわりに
人が集まってくるような
魅力的な人間になりたいものですね。
美容室経営と肉じゃがの意外な関係
肉じゃがのつゆは
だし汁、酒、砂糖、みりん、醤油で作ります。
それ以上でもそれ以下でもいけません。
それ自体良いものだからと言って
肉じゃがに酢・ソース・コンソメ・味噌・黒胡椒・バジル・ココナッツミルク・・・
入れたらどうなるでしょう?
想像しただけでも気分が悪くなってしまうくらい、
不味いものになる事がわかります。
家庭菜園でトマトを育てる時、
窒素・リン酸・カリ・カルシウムが入った肥料が必要ですが、
栄養があるからといって大量に有機肥料等を与えすぎると
炭酸ガスが発生して野菜が酸欠でダメになったり、
発酵するときに熱が発生して根を傷めたりしてしまうということです。
やりすぎて良くないこと。
料理や農業だけでなく、
美容室経営においてもよく目にします。