2017-05-26

売上げ45万円美容師。50万円の壁は本当にあるのか?

売上げ45万円美容師。50万円の壁は本当にあるのか?
毎月45万円前後の売上げをあげる美容師。50万円売り上げたくてたまりません。ただ、終わってみればいつも50万円には一歩届かず……。それがもう2年も続いています。

月の売上げ50万円の大きな壁

その美容師さんは「自分の前には50万円の大きな壁がある」と考えて悩み、塞ぎ込んでしまいます。50万円の大きな壁は本当にあるのでしょうか?私は幻だと思います。「こんなに頑張っているのに乗り越えられない」という思いがつくり出している幻です。乗り越えられない大きな壁と思っているものが、実は紙っぺらかも知れません。実は幅3メートルのもので、すぐ脇を通り抜けられるかもしれません。壁は壁でも実は良く見るとはしごが付いているかもしれません。

(さらに…)

 

2017-05-20

置かれた環境をどう捉えるか?で益にも害にもなる

置かれた環境をどう捉えるか?で益にも害にもなる
病める貝にのみ真珠は宿る

アコヤ貝は異物に侵入されると、本当は除去したいのですが、それができないので、異物を膜で巻いてしまいます。こうして出来るのが天然真珠で、人為的に異物を入れて作られるのが人工真珠です。

つまり、「病める貝にのみ真珠は宿る」わけです。企業も人間も、全てが完全だという事はなく、悪いところが必ずあるものです。現実を改めて見つめ直して、「自分には悪いところがあるんだ、病気があるんだ」と言うことを認識し、もっと健康体になろうと努力していくことが一つの原点なのです。

(さらに…)

Posted in 読書No Comments » 

 

2017-05-13

美容室メンバーズカード作成 初めてでもこれでバッチリ

美容室ポイントカード/メンバーズカード/ショップカード

美容室メンバーズカードやポイントカードの作り方のまとめページです。元美容師で現在は美容室のためのプロモーションをしている、グラフィックデザイナーが解説します。

美容室メンバーズカード作成デザイン

美容室のためのメンバーズカード・デザイン。具体的な例メンバーズカード作成のデザイン、ポイントのマス個数設定はや、いくら利用で1ポイントにすれば良いか? ポイントが溜まった時の特典や還元率について。その他必須の内容、得する使い方まで全て分かりやすくまとめてみました。

美容室のカードはどんなデザインにすればいい?

イメージカラーとロゴ

どんなデザインにすれば良いかというのを短い言葉で説明するのは難しいのですが、あなたの美容室のイメージカラーとロゴは外せません。既存の書体でもデザインしたものでも良いので、一度決めたら同じロゴをずっと使い続けましょう。もちろん色も変えてはいけません。ずっと同じデザインを使っていると見る人に無意識に刷り込まれていき、パッと見ただけで「あの店だ」と思い起こしてもらえるようになります。

美容室メンバーズカード_シンプルおしゃれハイセンス

デザインの意見が合わないときは

3人のセンスの異なる美容師さんで、1人のお客様のカットをしてもうまくいきませんよね、それと同じです。メンバーズカード作成もその場で出た思いつきの意見を全て受け入れてしまったらどうなるでしょう!デザインに迷ったら希望を伝えて、経験豊富なデザイナーさんにお任せするのが一番確実です。

美容室メンバーズカードデザイナーにお任せ

誰が見ても分かるように

若いオーナー・スタッフの視点でつくると、小さい文字でも気にならないのですが、年配のお客様の来店も想定されるなら、見やすくわかりやすくデザインする事も心掛けましょう。書きたい事がいっぱいある場合でも必要最低限の事だけ記載しておき、口頭の説明で補足するとスッキリしたデザインに出来ます。狙って敢えてするなら良いのですが、ポイントカードなどは誰が見ても分かるよう、あまりごちゃごちゃしないように気を付けましょう。

記載する内容が多い場合は二つ折タイプに

スタンプだけでなく、お客様と共有できる情報としてチャート(メモ)蘭などを設ける場合は、名刺のようなシンプルな1葉タイプでなく、二つ折のスタイルが合っています。二つ折は縦に開くタイプと横に開くタイプがあります。余りリクエストは多くありませんが私は「Book型」と読んでいる本のようにひらすタイプもおもしろいのではないでしょうか?
二つ折りポイントカード/二つ折りメンバーズカードはこちら

美容室メンバーズカード_二つ折横型

美容室メンバーズカード_二つ折横型

美容室メンバーズカード_二つ折縦型

美容室メンバーズカード_二つ折縦型

美容室メンバーズカード_二つ折Book型

美容室メンバーズカード_本のように開くBook型

ポイントのマス個数設定は?いくら利用で1ポイント?

貯めようというモチベーションは?

ポイントが貯まるまで気が遠くなるような回数や(理美容代の)代金支払いをしなければならないようなシステムは避けるべきです。例えば3,000円で1ポイント、50ポイントで特典だとしたら、お客様は15万円分使わなければなりません。貯めようというモチベーションは上がりません。大きな金額で大きな還元を考えるなら、せめて有効期限を設けないか、長めに設定する配慮が必要です。

どんなシステムだったらお客様が喜んでくれるか?

その美容室によって客単価や来店頻度など異なりますので、標準はありませんが、ポイントは自分の損得で考えるのではなく、どんなシステムだったらお客様が喜んでくれるか?「スタンプを貯めたい!」と思ってもらえるかと考えてみてください。その方が美容室も長期的な視野で視てメリットが大きいと思います。

美容室メンバーズカード喜ぶお客様

ポイントが貯まった時の特典の還元率、一番人気は◯パーセント!

一番人気は5パーセント

新規出店の美容室がメンバーズカードを作る時の打合せで、ポイントが貯まった時の還元率はどのくらいが良いかとよく聞かれます。5%(例1:2万円使ってくれたら千円分を還元。例2:5万円使ってくれたら2,500円分を還元)というのが一番多いのですが、ちょっと待ってください。参考までに知りたいというのはよくわかります。しかし、そのまま取り入れてしまって本当に良いのでしょうか?

目的にあった還元を

何のためにメンバーズカードを作成するか思い出してください。他店への流出防止も大きな目的だと思いますが、近隣の美容室が10%還元していたら5%では負けてしまうので意味がありません。また、高客単価を維持したいサロンなら、値引きの代りに大きく還元するという手も考えられます。逆に低価格サロンなら5%も無くても良いかもしれません。目的にあった還元をしましょう。必ずしも割引や金券でなくても、施術の無料サービスやそのお客様に合った店販品をプレゼントなどでも良いでしょう。物にもよりますが粗品は喜ばれません。

初めての美容室メンバーズカード作成美容師とお客様

美容室ポイントカードの必須の内容は

これは必須事項「店名」「住所」「電話番号」・・・

あたりまえのことですが「店名」「住所」「電話番号」「営業時間 or 受付時間」「定休日」「◯◯◯◯円ご利用で1ポイントつきます」「◯◯ポイント貯まったら□□の特典あります」「カードの有効期限」ここまでは必須です。

シングルタイプ(ポイントます30コの場合)

美容室メンバーズカードシングルタイプ裏面

二つ折タイプ(たて型)メモスペース記入でお客様と情報を共有

美容室メンバーズカード二つ折たて型_裏面

オプションとして記載する内容は

他に付け加えるなら、保証期間、ホームページアドレス、メールアドレス、メルマガアドレス、インスタグラムID、ラインID、ツイッターIDまたはQRコードなどでしょうか。必ずしも全部でなく、必要な物だけ記載します。メンバーズカードを渡すということは一度は来店しているので、地図は無くて良いと思います。

カードでカウンセリング

他の役割としてはカードにチャート(メモ)蘭を作って、施術の内容や使った薬液などをメモしておいて、次回以降の来店時などにカルテを出すまでもなく、受付時にメンバーズカードをちょっと見ただけで、「前回は◯◯でしたね、初めてでしたがいかがでしたか?」とフォローしたり、「このところずっと◯◯ですね、今日は□□してみませんか?」と提案することができます。

 

メンバーズカードの得する使い方

楽しみながらポイント集め

使った金額に対してだけでなく、お店への貢献度に応じてポイントを付与すると、お客様はゲーム感覚で楽しみながらポイントを貯めてくれます。

例えば・・・
「友達を紹介をしてくれたら10ポイント」
「ブログに書いてくれたら5ポイント」
「インスタグラムにアップしてくれたら3ポイント」
「ツイッターでつぶやいてくれたら1ポイント」など

美容室の情報は拡散され、お客様はちょっとの手間でポイントが貰えるので、どちらにとってもメリットが大きい手法です。何よりのメリットは「スタンプカードの制作料以外のコストが掛からない」という事です。今お使いのスタンプカードもそのまま利用できます。

サロン主催のイベント参加でポイント

他には、サロン主催のイベント(町内のゴミ拾い・清掃。老人ホームを一緒に訪問する。無農薬野菜の収穫体験。etc・・・)に参加してくれたら、◯◯ポイント付加とするわけです。お店に設置してある震災復興のための募金箱に寄付してくれた人に、金額に応じてポイントを付加するという試みも良いのではないでしょうか。

アンケート、モデル、モニターでポイント

また、アンケートの答えてくれたら・・・カットモデルになってくれたら・・・新しいメニューのモニターになってくれたら・・・etc、謝礼の代りに◯◯ポイントをプレゼントとすると、出費を抑えられ、次回の来店にもつながります。

困ったときは「ポイント2倍」

また、特別なキャンペーンをしなくても期間限定「ポイント2倍」で来店促進も考えられます。専用のカードやキャンペーン用の割引券をを作る必要もありません。

メンバーズカードは何枚くらい作れば良いの?

たいていの印刷物は一度に多く作った方が単価が安くなります。だからといって必要数以上に大量に作ってしまうと、内容を変更する必要があった時は無駄になりますし、リニューアルなど場合によっては変化をつけた方が良いケースもあります。また、紙の特性上、湿りや乾燥を繰り返すと紙自体が劣化する事もあります。定番で使うものでも「1年分」を目安に作成することをおすすめしています。新規オープンの際はお客様全員に渡すようになるので、少し多めに作ると良いでしょう。

美容室メンバーズカード作成のまとめ

「そんなにいっぱいポイントをあげたら、すぐに貯まって割引が多くなってしまうよ・・・」という声が聞こえてきそうですが、人口が減っていて美容室の競争が激しい時代です。お客様に喜んでもらうにはどうすれば良いかと考えないと、利益を出す前に店が潰れてしまいます。なるべく割引などせずに、少しでも儲けようとガツガツするより、少し儲けは薄くなってもお客様が「また行きたい」と美容室に通い、面白がってポイントを貯めてくれる状況のほうが、何倍も経営がうまくいくと思いませんか?

もっと詳しくメンバーズカード作成料金やサンプルをみる

Posted in デザインNo Comments » 

 

2017-05-06

まけばはえ、はえれば育ち、育てば花が咲き、花が咲けば実る。

まけばはえ、はえれば育ち、育てば花が咲き、花が咲けば実る。

G.W.中なので最近読んで良かった文章を備忘録として。
ーー以下書籍より抜粋ーー
自然には法則性があるものの、その自然の前で指をくわえて見ていただければ、何も得ることができず、飢え死にをしてしまう。
氾濫する河川を目の当たりにして、いつまでも指をくわえて見ているだけであれば、その先に未来はない。
人は自らの力を使って、地を耕し、種をまき、育て、実を収穫することができる。洪水に対処するために、土木技術を使って堰を作り、川の流れを変えることもできる。
そのことを金次郎は「人道(じんどう)」と呼んでいる。
自然は忠実に法則を守って循環している。つまり、「天道(てんどう)」。その「天道」に対して、「人道」によって働きかけると、初めて明日生きる糧を得ることができる。
だからこそ、人は「天道」に対して、誠意を持って働きかけていくことが大切だと、金次郎は考えた。
金次郎は「水車」の比喩を使い説明している。
「人道と言うのは、例えてみれば、水車のようなものだ。その半分は水の流れに従い、半分は流れに逆らってまわっている。水車がまるまる水の中につかってしまえば、まわらないばかりか流されてしまう。また、水から離れてしまえば、まわることができない」(夜話)
「水の流れ」とは、「天道」と言うことだ。
このように、「天道」と「人道」が一体となれば、その働き分に応じて収穫を得ることができるのである。

「実はこんなにすごい 再建の神様 二宮金次郎の言葉と仕事」/長澤源夫 じっぴコンパクト新書 より抜粋

Posted in 読書No Comments » 

 

2017-04-29

適材適所を教える時に面白くてわかりやすい物語

適材適所を教える時に面白くてわかりやすい物語
「はつかねずみと小鳥とソーセージ」という話を知っていますか?グリム童話に収録されている物語です。面白かったのでご紹介します。

・・・「はつかねずみ」と「小鳥」と「ソーセージ」は、三人で仲良く暮らしていました。三人は食事の用意やたきぎ拾いなどの仕事を、それぞれ分担して行っていましたが、ある日小鳥が他の二人に言いました。「今日は特別に、それぞれの仕事を交換してみようよ。」さて、この小鳥の提案が、後でとんでもない結果をまねいてしまうのです。・・・ここまでオーデジオブック販売サイト「Febe」の紹介文より

急転直下の結末は・・・

それぞれの毎日の仕事は、
「小鳥」・・・森に行ってタキギを集めてくる
「はつかねずみ」・・・水を汲んで火をおこし、鍋をかけてテーブルに食器を並べる。
「ソーセージ」・・・料理をして最後に鍋の中をひと泳ぎして、自分の身体で出汁をとり味付けをする。
ある日、小鳥は他の鳥に「君が一番大変な仕事をしている」と言われ、仕事の交換を提案、受け入れられました。
しかし、この交換が大変なことに・・・

(さらに…)

Posted in 小ネタNo Comments »