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置かれた環境をどう捉えるか?で益にも害にもなる

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置かれた環境をどう捉えるか?で益にも害にもなる
病める貝にのみ真珠は宿る

アコヤ貝は異物に侵入されると、本当は除去したいのですが、それができないので、異物を膜で巻いてしまいます。こうして出来るのが天然真珠で、人為的に異物を入れて作られるのが人工真珠です。

つまり、「病める貝にのみ真珠は宿る」わけです。企業も人間も、全てが完全だという事はなく、悪いところが必ずあるものです。現実を改めて見つめ直して、「自分には悪いところがあるんだ、病気があるんだ」と言うことを認識し、もっと健康体になろうと努力していくことが一つの原点なのです。

自分には悪いところ、欠点があるのだと言う認識が、企業の一つの心中を作っていくのではないでしょうか。

人は往々にして、悪いところに対して目をつぶり、やりすごそうとする心理が働くときがある。

勇気を持って、自分自身の「悪いところ」を真摯に見つめ、受け止めることが大切なのだ。

・・・以上抜粋

置かれた状況は同じでも、どう考えるかによって苦しくもなり楽にもなる

・・・自分の中の欠点も、自分の置かれた環境の不満も、それはそれで一度しっかり認識し受け入れることが大切だと言われているように思います。どう考えようが何もしないで自分または企業の欠点や、良くないと思われる環境が変るわけではありません。ならば悲観的になるのではなく、その状況の中でも自分が活かせる事はないか?プラスの材料はないか?感謝できることはないか?と探してみることです。置かれた状況は同じでも、どう考えるかによって苦しくもなり楽にもなるのではないかと思います。

「実はこんなにすごい再建の神様 二宮金次郎の言葉と仕事」長澤源夫/じっぴコンパクト新書 より抜粋

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2017-05-20 | Posted in 読書No Comments » 

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