読書
人間の最高の生き方「上善は水の若し(ごとし)」
老子に「上善は水の若し」という言葉があります。
水のようなあり方が人間の最高の生き方であるという意味です。
何となく聞いたことがありましたが、
先日はじめて詳しい意味を知り感銘を受けたので、
書いておきたいと思います。
「大きな岩」と「小さな石」危ないのはどっち?
「小石にはつまずくけれど、大きな岩にはつまずかない」
と言った人がいるそうです。
とても上手い事を言うなと感心しました。
確かに大きい岩は怖さはありますが、
それ自体が危険という事はありません。
遠くから見ても認識できますし、
それに近づくまでに対策が打てます。
しかし、
足下に転がっている小石にはなかなか気づかないので、
つまずいてしまう事があります。
小石につまづいたくらいでは大したケガはしない、
「これくらいは大丈夫だろう」と考えてしまいますが、
それが危険なのです。
参考文献「人生に生かす易経」/竹村亜希子
(さらに…)
物に本末あり 事に終始あり
今読んでいる本にピンとくる言葉がありましたので、
自戒を込めてみなさんにもご紹介します。
「物に本末あり
事に終始あり
先後する所を知れば
すなわち道に近し」
これは中国古典の「大学」に書かれている言葉です。
大学と言っても高校を卒業して入るあの大学とは別ものです。
ブック・オブ・ザ・イヤー2013
堅めの本が並んでしまいました。
一応順位は付けましたが仮の順番程度です。
良かった・役に立ったというより印象に残った3冊です。
根に返る
GW中ということもあり、
ちょっとゆるく
最近読んだ心にぐっときた言葉を紹介したいと思います。
以下その言葉です。
「根に返る」
とにかく人間というものは、
栄えようと思ったならば、
まず何よりも根に返らなければいけない。
草木でも、
本当に健やかに繁茂させようと思ったならば、
いたずらに枝葉を伸ばしては駄目で、
幹を逞しくし、
根を深く養わなければならない。
根に返ることが大事である。
(安岡正篤一日一言より)