読書

ブック・オブ・ザ・イヤー2012

ブックオブ・ザ・イヤー2012

1位/渋沢栄一「論語の読み方」/渋沢 栄一 (著), 竹内 均 (編集)

日本の資本主義の父と言われた渋沢栄一が、
孔子の言わんとする事を明治維新の頃の偉人たちの言動に例えて解説しています。
彼らと交流の深かった人物ならではの視点で書かれており、
論語好きだけでなく明治維新の頃の歴史が好きな人にもおすすめです。
・大久保利通は何を考えているかわからない人で嫌いだった。
・西郷隆盛は仁愛に過ぎる人物だった。
・大隈重信はよく喋る人で、話があって行っても自分が聞いてばかりで言い出せずに終わってしまったこともある。
・井上馨は学問・見識あり、頭脳も明晰だったが、怒りっぽく気に入らないことがあるとまわりに当たり散らしたので困った。
・・・など普通の歴史書には買いてない偉人たちの性格なども知ることができて、
とても興味を持ち何度も読み返した本です。

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2012-12-22 | Posted in 読書No Comments » 

 

タイガーウッズのコーチはタイガーよりゴルフが上手いのか?


タイガー・ウッズを10年コーチしてきた、
ブッチ・ハーモン氏はタイガーよりゴルフが上手いでしょうか?
もちろんゴルフはタイガーに到底敵いません。
よりよいスコアを出せるなら自分がプレーしていたでしょう?
ではなぜ彼は世界一のプレイヤーをコーチできたのでしょうか?

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2012-12-08 | Posted in 読書No Comments » 

 

人の4倍売るカリスマ販売員の仕事術

新幹線、人の4倍売るカリスマ販売員の仕事術
新幹線の車内販売の1回の売上っていくら位だと思いますか?
売っているものは弁当屋ジュース、ビール、お菓子・アイス、新聞などです。

どれも単価の低いものばかりなので、それほどの売上はないと想像できます。
山形新幹線の平均売上は約7万円だそうです。

でもそんな中約4倍の26万円も売り上げる斉藤泉さんというカリスマ販売員がいるそうです。
雑誌の対談でこのとこを知り興味を持ったので、
その人が書いた本を読んでみました。

すばらしい観察力と、それを表現する行動力を持った方でした。
なるほどここまでやればそれだけの差は付くと納得できました。
とても勉強になったので皆さんにもご紹介したいと思います。

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2012-12-01 | Posted in 読書No Comments » 

 

『最後だとわかっていたなら』を読んでハッとした

『最後だとわかっていたなら』
「最後だとわかっていたなら」
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう
あなたが眠りにつくのを見るのが 最後だとわかっていたら

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう

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2012-11-17 | Posted in 読書No Comments » 

 

おとな論語塾に行ってきた

論語、孔子、栃木県壬生町
先週の土曜日に「おとなの論語塾」行ってきました。
二松學舍大学の寺内進先生が講師をしてくださり、
『論語』を声に出して 読む「素読」と、
文章の内容についての解説授業を受けます。
4回コースの1回目だったので、
論語の特徴や編名・章句について、
その頃の中国の様子などの話していただきました。
また自分で本を読むだけでは知り得ないような
一つひとつの言葉の意味や背景やなどを学び、
予想していたより面白く深く興味を持ちました。

素読の効果

自分一人で『論語』に関する本を読む時は音読はしません。
素読のテキストには全てふりがながふってありますが、
改めて声に出して読むということは、
眼でしっかりと文字を追わないとハッキリと発声できません。
読みつつ間違えていないかチェックしなければならないので、
意外と集中力がいるものでした。
素読はよく生きるための教訓を学びつつ、
脳の活性化にもなるので、
とても良いのではないかと思いました。

親子で論語を学ぶ

私の住む栃木県壬生町では小中学校でも論語素読に力を入れていて、
小6の娘も宿題で覚えなければならないと一生懸命暗唱しています。
意味は解るのかと聞いたら「解らない」といっていましたが、
わからなくても何度も声に出して読むここで、
記憶に残りやがて意味も解るようになるとの事です。
娘も年頃になってきたのであまり共通の話題など多くないのですが、
親子で論語を学びながらコミュニケーションをとるのも良いと思いました。

私自身まだまだ論語初心者ですが、
これからも学び続けていきたいと思います。

2012-11-03 | Posted in 読書No Comments »