見習いたい
物に本末あり 事に終始あり
今読んでいる本にピンとくる言葉がありましたので、
自戒を込めてみなさんにもご紹介します。
「物に本末あり
事に終始あり
先後する所を知れば
すなわち道に近し」
これは中国古典の「大学」に書かれている言葉です。
大学と言っても高校を卒業して入るあの大学とは別ものです。
ブック・オブ・ザ・イヤー2013
堅めの本が並んでしまいました。
一応順位は付けましたが仮の順番程度です。
良かった・役に立ったというより印象に残った3冊です。
ハチドリのひとしずく「私にできることをしているだけ」
「ハチドリのひとしずく」という本をご存知でしょうか?
南米アンデス地方の先住民に伝わる話だそうです。
とても短い話なので全文を掲載します。
以下
「ハチドリのひとしずく ~今わたしにできるこ~」
森が燃えていました。
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました。
でもクリキンディという名の ハチドリだけは 行ったり来たり
くちばしで水のしずくを一滴運んでは 火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て 「そんなことをして いったい何になるんだ」 と言って笑います。
クリキンディは こう答えました。
「私は,私にできることをしているだけ」
以上。
美容室経営者は「離見(りけん)の見(けん)」を持とう。
「お客様が入らない」という相談を受けます。
「その理由は何だと思いますか?と聞くと
立地や外観のせいだという人が少なくありません。
「そんな理由なワケがないだろ!と
多くの人が思ったのではないでしょうか?
私もそう思います。
ですがこの相談者の方たちは立派な経営者で、
人のことは客観的に見られます。
しかし、
腰塚勇人さんの「命の授業」を聴いて
中学校の教師だった腰塚さんはスキーの事故で
首の骨を折る大怪我をして、
医者からは「たぶん一生寝たきりか、車椅子の生活になるでしょう」と宣告され、
一時は自殺まで考えたそうですが、
今では見事に社会復帰を果たし、
全国で「命の授業」を行なっています。