チラシ
紹介客を増やしたいなら
あなたが、家族や友人に「あの店いいよ」と勧めるとき、
どんな気持ちで勧めますか?
きっと利害や損得ではなく、
純粋に「商品が素晴らしかった、サービスがとても良かった、感動した。」という気持ちではありませんか?
その感動が大きければ大きい程、勧める声にも熱がこもるはずです。
街中やチラシで「紹介キャンペーン」という言葉を良く見かけますが、
果たして、行った事もないお店に友達を紹介する人がいるのでしょうか?
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素で勝負しなければならない時代
日本人は文字で表現する事が好きな様です。
日本語で書かれている記事は一番多く、英語を抜き、
全世界の3分の1に達しているとも言われています。
インターネット上ではモノや、サービス、
お店の評判はイヤという程あふれています。
これだけ情報が多いと、多すぎて何か買うにしても
何を選べば良いか解らなくなってしまいますね。
そうなると、実際に買った(使った)人の言う事に耳を傾け、
実際の購入の場面でも非常に大きな影響を受けます。
利害関係のない第3者が言う事なのだから、
間違いないだろうと思う事は当然です。
ライバルに負けないための秘策
「美しい女性を口説こうと思った時、
ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ」
これはAppleのCEO、スティーブ・ジョブズの言葉です。
この比喩の通り、美しい彼女(ターゲット)の求めるものを調べもしないで、
ライバルに勝つ事だけを考えて行動していたら、
ターゲットのハートを射止めるどころか、
確かに無駄なお金と時間、体力を浪費するだけです。
非常に的をいている言葉だと、深く共感しました。
彼女はバラではなく、
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一つのチラシで、果たせる目的は最大でいくつ?
いよいよ告知の段階に入ります。
チラシを出す場合、デザインをどうするか考える前に、
まずどんな内容を掲載するか考えなければなりません。
せっかく「目的」「ターゲット」「売るもの(商品・サービス)」を
考えてきたのですから、
それらを念頭に置いて内容を整理していきます。
ここで一番やって欲しくないのは、何度も言いますが、
何を売るか?
前回までのブログで、「何のためのチラシか?」 「誰のためのチラシか?」
「自社のポジショニング」という事を書きました。
今回は「何を売るか?」について考えてみたいと思います。
「最大の目的以外は捨てる」
もしあなたの美容室が、
「35歳の子持ち、平日はパートに出ている忙しい主婦を対象として、
得意分野である”スピード”を活かした新サービス『スピード・カット』
を告知したい」とします。
ここで押さえておきたいのは、「最大の目的以外は捨てる」という事です。