マーケティング

誰のためのチラシですか?

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自社のターゲットは誰なのか?

今回はチラシのターゲットについて書きたいと思います。
ターゲットについて尋ねると、「20〜50代の女性」という言葉が
返ってくるときがありますが、これでは幅が広すぎて的を絞れていません。
それでは、「30代の女性」ではどうでしょう?
20年前ならそれでの良かったかも知れませんが、
現在はそれでもまだ広いと言わざるを得ません。
と言うのも、個人のライフスタイルの細分化により、同じ「30代の女性」でも
・時間の使い方
・何に興味を持っているか
・自由に使えるお金
・家庭環境
etc…が全く違います。
なので、これらの人を一括りにして何かをアピールしようとする事自体、
無理が生じてしまいます。
年齢だけで対象を括るという考えも改めなければない時期に
来ているのではないでしょうか?

そもそもなぜターゲットを絞らなければならないのでしょうか?

ターゲットを決めなかったりあいまいなままでは、何かを伝えようとする時、
万人向けと考えてしまうので、焦点がぼやけ可もなく不可もない言葉や表現になってしまい、
結局は誰の胸にも響かないメッセージになってしまいます。
しかし、ターゲットを絞りその対象だけに届くようなメッセージを伝える事により、
「これは私のために作られたような商品(サービス)だ!」と
深く胸に突き刺さり、行動を起こさせる力を持つのです。

魚群がいるところに網を投げて大漁を狙うような方法は通用しなくなりました。
魚の生態を調べて一匹いっぴきを銛(もり)で狙い突くような漁法が有効な時代なのです。

実在の人でも架空のユーザー像でも良いので、その人物について
もちろん聞ければ聞いてしまうのが一番正確で早いですが、
聞けなくても分かり得る範囲で徹底的に調べ(考え)てみましょう。
例えば項目は・・・
「性別」「好きなファッション」「住まい」「職業」「年収」
「家族構成」「趣味」「学歴」「好きな食べ物」「よく飲む飲料」
「悩み」「どんな生活を望んでいるか」「好きなブランド(バッグ)」
「好きな化粧品メーカー」「使っている携帯電話の機種」
「よく遊びに行く街」「好きな雑誌」「好きなカフェ」「好きなTV番組」
「よく見るウェブサイト」etc…
これらの事を調べる(考える)とおぼろげながらもその人は、
「こんな事で困っているのではないか?」
「こんな欲求があるのではないか?」と気付く事があるはずです。

「33歳の主婦。子供は小学生と幼稚園児の2人、平日の9時〜16時はパートに出ている」
という人物であれば、とにかく忙しく時間がないはずです。
例えば美容室がこの人に対して「問題解決」しようとすれば、
「時短ヘアカラー」
「○曜日は□時まで営業時間延長」
「指定の時間までに必ず終わりにします」
「家でのスタイリングが楽なカット」
「出張カット」
などのサービスが喜ばれるのではないでしょうか?

これらのサービスは、
結果的にビジネスマンの男性や部活で忙しい学生にも
喜ばれるサービスになるかも知れません。
ターゲットを絞らなければ、このような成果も生まれません。

チラシに限った事ではありませんが、

・・・ブログではここまでとなります。
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2010-07-03 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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