マーケティング

美容室のカットクロスを洗う適切な頻度とは

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あなたのサロンではどのくらいの頻度でカットクロスを洗濯していますか?
あなたのサロンではどのくらいの頻度でカットクロスを洗濯していますか?
「汚れに気がついたら」
「臭がしたら」
「10人くらいに使ったら」
「1回使ったら必ず」etc・・・
その美容室によって様々だと思います。
では適切な頻度とはどのくらいなのでしょう?


マジックテープについた毛髪

先日自称潔癖の友人(男性)と話していた時
美容室の話題になりました。
「カットの時つけてくれるクロスのマジックテープのところに毛がついているのがイヤだ」と
言っていてドキッとしました。
この人だけが特別だと思いますか?
そこまで敏感でなくても「あっ毛がついてる・・・」「汚れている・・・」と
感じているお客様は美容師が思っているより遥かに多いのではないでしょうか。
もし思っても口に出して言ってくれるお客様はほとんどいません。
いないからこそ自分たちで注意するほかありません。
私の美容師時代を振り返ってみてそこまで注意できていたかというと
残念ながら見過ごしていました。
洗う頻度も決まっておらず畳んでいる時に軽くチェックして
汚れや臭いが気になったら洗濯機に入れるという程度でした。
クロスの事に限らず気付いていない事が多かったなと反省させられます。
適切な頻度とは「お客様に不快な思いをさせないように」という基準になります。
来なくなってしまったあのお客様はもしかしたら
汚いクロスに嫌気がさしたのかもしれません。
本当に必要だと思うなら一客ごとに洗うべきです。
そこまでではなくても衛生管理の面を見直してみて下さい。
もちろん大変な手間またはコストがかかりますが、
そんな事やってられないとお店の都合を優先した結果、
失客させてしまっては元も子もありません。

あなたは「あれ」に気付いていますか?

その彼は更に多くの気づきを与えてくれました。
・クロスだけでなく「タオル」についている毛髪
・案内された席の下の片付けていない毛髪
・シャンプー台のシンクに残る毛髪
・鏡の汚れ
・色物のタオルなのに白い糸くず(どんなものと一緒に洗ってるのか不安?)
私も以前シャンプークロスをまかれた途端悪臭におそわれ
あまりの臭さに気持ちがいいはずのシャンプーも
「早くクロスを外して・・・」という気持ちでいっぱいで
悪い意味で時間が長く感じリラックスできなかった経験があります。
・・・どれも美容師さんからしたら気付きにくい事かもしれません。
しかし男性でもこんなに気付いているのです。
女性ならなおさらではないでしょうか?
いろいろと気付いてしまう彼は今では
そのような不快な思いをする事の無いサロンに通っています。
自分のスタイルが好きになる美脚シルエットパンツ。
その点だけではないでしょうがお客様がいっぱいでなかなか予約が取れないと言います。
戦略やプロモーションが云々言う前にできる事はいっぱいありそうですね。

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2015-09-12 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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