小ネタ

接客効率化の行き着く場所?

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打合せから次の打合せまでのスキマ時間に
ファストフード店などで仕事のチェックや本を読んだりして、
時間を調整します。
コーヒー1杯100円か200円です。
良い接客をして欲しいなんて全く思いませんが、
中には素晴らしい笑顏でハキハキと接客してくれる人もいます。
100円のコーヒーを買っただけなのにそこまでしてくれるかと感動を覚えることもあります。
逆にとても残念な思いをすることもあります。
でも、そんな思いをした時のほうが得るものは多いのかもしれません。

超テキパキ仕事できる風クルー

平日の昼間だったので空いていましたが、
人件費の節約か大きい店の割りには、
最低限の人数でこなしています。
アイスコーヒーを頼んだ時は、
私が注文しようとするのを遮って「こちらでお召し上がりですか?」。
早口で何をいっているのか解らない。
こちらの顔も一切見ず。
最後は目の前でレシートをクシャクシャと丸め、
「どう?私仕事が出来るのよ」とでも言いたそうな雰囲気でした。
テキパキ動いてはいましたが間違っても仕事が出来るとは言えません。
作業が速いだけです。
本当にこなすと言うかさばくと言うか、
確かにそのように処理していけば混みあった時も多くのお客さんをさばけるかもしれません。
しかしさばかれる方はどうでしょう。
私は物みたいに扱われた気分になり、
腹が立つのを通り越して思わず笑ってしまいました。

効率化を追求していった結果

その人も本当はじっくりと接客して
世間話のひとつやふたつしたいのかも知れません。
でも店で决められたオペレーションがそうはさせてくれないのかも知れません。
現場の責任者もその上からいろいろ言われているのかも知れません。
実際のところはわかりませんが。
誰にでも同じように平準化された接客が当たり前になってきて、
更に効率化を追求していった結果の行き着く先がこれでは、
何のためにやっているのかサッパリわかりませんね。
ファストフード店で良い接客をして欲しいわけではありませんし、
コーヒーを飲みたいわけでもなく、
ただ座る場所とノートを広げられるテーブルがあれば良いだけなので、
多くは求めません。が、
どうせなら気分よく過ごしたいものです。
客と店の人の関係の前に人間同士ということが完全にどこかに行ってしまっています。
日本人の良さでもある「和(輪)」という事を考えているクルーがいる店なら
多少頼んだものが出てくるのが遅くても、
お客さんはいっぱい来てくれると思うのですが。
いろんな意味で勉強になりました。
今回は愚痴の様になってしまいました。
今度はもっと前向きなお役に立てるような事を書いていきたいと思います。

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2013-07-20 | Posted in 小ネタNo Comments » 

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