読書

リーダーが間違った方向に導いていってしまったら・・・

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リーダーが間違った方向に導いていってしまったら・・・
虎の尾を履む「天沢履」

「履」とは草履の履です。これは「踏む・履む」という意味があります。何を履むのかというと、実は「礼を履む」のです。虎の尾を履むような危険を冒しても食われずに成功させることができるのは、自分がやっていることが本当に危険な大冒険で、自分にはそれだけの力がないことを客観的にわきまえているからです。それが出発点になっているのです。 自分の力不足を知っていれば、謙虚に物事を学ぼうとする姿勢ができます。また力のある人に頭を下げて 教えを請うこともできます。それが「礼を履む」ということです。

『人生に生かす易経』竹村亜希子著 致知出版社より引用

それ、本当にわかっていますか?

分かっているつもり、知っているつもり、丈夫なつもり、見えているつもり・・・。本当にわかっているのでしょうか?見えているのでしょうか?もう一度よく考えてみましょう。本当はわかっていないのに、わかったつもりになっているのは、それ以上学ぼうとしないのでリスクを伴います。危険なことに挑み、失敗で大怪我するのは自分だけならまだしも、その人がリーダーだったら付いてきた多くの人々が巻き添えを食らいます。特に自分で得意だと思っていることほど、過信して失敗しやすいので注意が必要です。ディテールはともかく大きな方向を見誤らないようにしていきたいものですね。

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2017-02-25 | Posted in 読書No Comments » 

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