読書

ブック・オブ・ザ・イヤー2015

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ブック・オブ・ザ・イヤー2015
今年もこんな時期になりました。
菅野真一が2015年に読んだ約50册の中から厳選したおすすめの本ベスト3です。
1位/人生に生かす易経 竹村亞希子 日本経済新聞出版社 致知出版社
2位/現代に生きる「二宮翁夜話」 中桐万里子 致知出版社
3位/努力論(岩波文庫) 幸田露伴 岩波書店

1位/人生に生かす易経

今年読んだというよりは何年か前から手元に置いている1冊です。
中国古典の中でも最古の書と言われている易経の解説本です。
このブログでもここから何度か引用しています。
奥が深く理解しきれませんが探求していくのもまた楽しい本。
本書の帯に書かれています。
「出処進退に関する行動の指針となるべき法則やルールがシンプルに著されています。
この古い書物に書かれている言葉は、現代を生きる私たち一人ひとりの人生にも
新しい知恵の光を投げかけてくれます。」

2位/現代に生きる「二宮翁夜話」

前回のブログにも二宮尊徳について書きましたが、
この本の影響も少なくありません。
大きな改革から日常のささいな事まで
自然と向き合い人と向き合い
実践を積み重ねてきた人の言葉は重く腑に落ちます。
また「生産」「発展」「未来」など一貫して
物事を前向きに考えていた事が解ります。
1位の易経と同じく日常の生き方の軌道修正をしてくれる本です。

3位/努力論(岩波文庫)

今から約100年前の明治の終盤に書かれた本で、
まず文体や出てくる言葉が難しく
読み進めるのに時間がかかりますが、
逆に味わい深く読む事もできます。
タイトルの「努力論」から受ける印象と中身はだいぶ違いますが、
健康や食事についての事や掃除の事、
戦国武将のエピソードから集中する方法まで
雑多な事が書かれています。
読み進めてしまえば言っている事はそれほど
難しい内容では無く現代でも通じる事は多いと感じました。
100年くらいでは民族の本質は全く変わらないものだと
興味を持って読みました。

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2015-12-19 | Posted in 読書No Comments » 

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