マーケティング, 美容室経営
龍馬は何のために動いたのか
先日の日曜日、福山雅治主演の大河ドラマ
「龍馬伝」の最終回が放送されました。
ご覧になっていた方も多いと思います。
龍馬は大仕事をやり遂げてこれからという時に、
暗殺されてしまいました。
もし、龍馬が殺されていなかったらどうなっていたか、
想像してみるのも楽しいですね。
私も初回からずっと見ていましたが、
ドラマでは岩崎弥太郎が好きでした。
ほのぼのしたシーンでノリツッコミをしてみせるなど、
いい味を出していたので、
弥太郎の登場シーンを楽しみにしていました。
それはさておき、
龍馬が活躍したのは幕末の激動の時代でしたが、
大河ドラマはその時代の世相を反映した人物が取り上げられると聞きました。
単なる偶然ではないようです。
現在も幕末や戦後と同じくらいの大きな変化の波の中にいるのではないかと感じます。
マスメディアの影響力が弱くなり、CD、DVD、映画、書籍などに大ヒットが生まれにくくなった。
バッグなどの高級ブランド品が売れなくなった。・・・など例を挙げればキリがありませんが、
人々の好みやライフスタイルの細分化・多様化が進んだ事で、
みんなが同じものを欲しがっしたり、
楽しんだり、観たり、聴いたりという事がなくなってしまいました。
与えられるものでは満足できなくなってしまったのですね。
その反面インターネットの普及により、
一般消費者の発言の力、クチコミのネットワークの力が大きくなりつつあります。
これらの現象は一つの時代の区切りとなる大きな変化です。
変化の激しい時代に、その変化に合わせて変わろうとしない
(リスクを負わない)事は最大のリスクだと言われています。
当然企業やお店もこの変化に対応しなければなりません。
進化論で有名なダーウィンも
「生き残るのは、最も強い生き物でも最も賢い生き物でもなく、変化に適応できた生き物」
と言っています。
とは言え、何をどうしたら良いのでしょう？
なかなか難しい課題ですが、一つ確実に言える事は、
ここは一つ原点に返り、「何のためにこの仕事をやっているのか」を
じっくり考えてみる必要があるという事です。
生活のため？
お金のため？
成功するため？
名誉のため？
世間体のため？・・・でしょうか？
だとしたら、それを達成したら仕事は辞めてしまうのでしょうか？
ちょっと違いますよね。
みんなに共通して言える事は潜在的にしろ、その根っこには、
「自分がやった事を喜んでくれる人がいる」という想いがあるという事だと思います。
であれば、その「喜んでくれる人」は具体的に誰で、その人はいま何を求めているか？を
考えていくと、やるべき事が見えてくるのではないと思います。
それをより具体的にするには、やはり考えた事を「書く」事です。
そこで、
今回の投稿の内容を自分で考えて書込めるワークシートを作りました。
よろしければダウンロードしてお使い下さい。
2ページ目に回答例もありますので、それを読むだけでも何らかのヒントにはなると思います。
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