マーケティング

どんな「価値」を求められていますか?

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ここ最近、新規事業についてや、
今までになかったような切り口のキャンペーンを
したいという相談が多くなっています。

言うまでもなく厳しい経済状況の中、
このように前向きに取り組もうという姿勢は大切だと思います。

何でも良い訳ではありませんが、
とにかく考えて行動するしかありません。

中でも、上手くいきそうだと思う案件は共通点があります。
その共通点とは、


1、対象(ターゲット)がしっかり設定できている。
2、自社の得意分野を明確に認識できている。
という点です。

「誰に」という対象(ターゲット)を絞り努力をすれば、
今まで見えなかったニーズも見えてきます。

提供すべきサービスやインフォメーションの方法など、
おのずと道筋が見えてきます。

また、得意分野が明確にわかっていれば
他社との違いを上手く伝えられるので、
理解してもらいやすくなります。

さらに、ブレない強さを持つと
ライバル企業の動向や環境に流される事がなくなります。

この2つの共通点をしっかり頭に入れておくと、
一貫性を持って事業を進める事が出来ます。
一つの分野に集中して仕事ができるので、
あれこれ手を出さずに済み効率が上がり、
コストも抑える事が出来ます。

ターゲットの絞り方がわからないという方はこんな順番で考えてみて下さい。
1、市場細分化(セグメンテーション)
2、どの層を狙うか(ターゲティング)
3、立ち位置を決める(ポジショニング)

それぞれの頭文字をとった「STP」というマーケティングの基本ですが、
考えた事もないという会社も多いと思います。

ちょっと難しいと思った方は、こう考えてみて下さい。
人が「ブーツを買う」本当の目的は何でしょう。
人が「旅行する」本当の目的は何でしょう。
人が「カフェに行く」本当の目的は何でしょう。

「○○○○」の部分をあなたの会社が提供しているものに置き換えて下さい。
「○○○○」の本当の目的は何でしょう?
・・・・・・

答え「その目的は人によって違います。」
だからこそ、ターゲットを絞らなければならないのです。

対象(ターゲット)を絞り自分の得意を活かす方法で、
喜んでもらうことを考える。
それにつきます。

ものやサービスそのものではなく、
どんな「価値」を求められているのか?
と考えると上手くいくように思います。

1回や2回で100点をとる事は難しい事ですが、

・・・ブログではここまでとなります。
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2010-11-06 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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