マーケティング

SNSで頑張りすぎる人は成果が出ない訳

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SNSで頑張りすぎる人は成果が出ない訳
あなたはどのくらいの頻度でSNSに投稿していますか?
SNSでつながっているある個人事業主さん。
とても頑張って毎日投稿しています。
自分の顔写真・朝の挨拶・前日受講したセミナーの様子・その日のスケジュール…
一日に2度も3度もあたりまえ。
人気タレントや有名人がファンに向けて投稿するなら
「○○さんから元気をもらえる」「私も頑張ろう!」と
モチベーションがあがるような効果があって良いと思います。
ただ一般の人がこれをやると…

頑張る方向が間違っている

最初はリアクションもそこそこあると思いますが、
本人はとても頑張っていると思っていても、
情報を受けている人が見れば
自分の言いたいことを一方的に言い続けているだけだと気づいていないのです。
毎日同じような投稿ばかりだと流石に見る人は
「今日もまたいつものあれか・・・」とスルーするようになってしまいます。
なので、
10回に1回はとても役に立つ内容を紹介していたとしても、
「どうせいつもの自己アピールでしょ」と内容を見てももらえません。
オオカミ少年と言ったら言い過ぎですが、
あまりに頻繁で内容が自分のアピールばかりだと
どんな人でも飽きられてしまいます。
せっかく頑張っているのだから
そのがんばりを「相手はどんな情報を喜んでくれるのか?」
また「どのくらいの頻度ならチェックしてもらえるか?」
ということを考えることにシフトしてみてください。
反応がガラリと変わります。

「ゴールは何か?」を見据え、そのために何を発信するのか考える

情報洪水の社会と言われる昨今。
総務省が行った「情報流通インデックスの計量」調査(人々が受ける情報量)では
平成13年(2001年)から平成21年(2009年)の8年の間で198.8%。
ほぼ2倍です。
それから7年経っていますので今はそれ以上の量になっていることは容易に想像できます。
いくら情報量が多くなったからといって、
人が1日に処理できる能力も比例して高くなったかといえば、
残念ながらなっていないという結果も出ています。
むしろ情報量が多くなるほどノイズも多くなり
その質の優劣の見極めや
取捨選択に多くの時間や労力が割かれてしまいます。
ただでさえこのような状況の中で
「必要のない情報」と1度ラベルをはられてしまうと
もう見向きもされません。
逆に「この人が発信する情報は良質だから必ずチェックしよう」と思ってもらえれば、
情報の山に埋もれることなく確実に伝わります。
そう思ってもらうためのポイントは
まずSNSをやることの「ゴールは何か?」を見据え、
そのために「誰に」「どんな情報を」「どれくらい」発信するのかを
考えることです。
その道筋が見えたら質の良いコンテンツづくりを頑張ると
成果も出やすくなるのではないでしょうか。
あなたは「どんな情報を」発信しますか?

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2016-02-20 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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