美容室経営
強みを言うだけでは美容室に人は来ない、その先の具体的なご提案を
仕事上メールアドレスを公開している事もあり、
毎日多くの迷惑メールが入ってきます。
その中には企業の営業メールもあります。
ほとんど中身をじっくりみる事はありませんが、
たまたま目に留まったメールが、
何のために送られてきたのか?
せっかくならこうすれば良いのにと思うとがあったので書いてみます。
どうして欲しいの?と言いたくなる営業メール
その企業はマーケティングを主な事業としているようでしたが、
その会社の強みとして
○・・・リサーチ及び企画構築ノウハウ・・・
○変化を察知するスキーム・・・
○・・・オンデマンドのチームビルド
お手伝いできる事がありましたら・・・
という内容でした。
強みを書くのは結構ですが、
正直言って何を言っているかも解りませんし、
で結局何がしたいの?どうして欲しいの?
としか思いませんでした。
同業者同士なら言葉の意味が解るかもしれませんが、
お客様相手に難しい言葉を並べるのは何の狙いがあるでしょう?
またそういうやり方を見ると、
メールを出す相手の事は調べずに名簿屋から買ったアドレスに
同じ文面を一気に送りつけていると察しがつきます。
このやり方で反応がどれくらいあるか聞いてみたいところです。
得意や強みを言うだけでは人は動かない
しかし、私達もこの企業を笑えません。
一歩まちがえれば同じような事をしてしまう事も十分にあり得ます。
一方的にメールを送るとか専門用語を使ってしまうかどうかはともかく、
何かのプロモーションの場面で
「○○にこだわっています。」
「□□に力を入れています。」
「△△が強みです。」とそのまま表現していないでしょうか?
もし身に覚えがあったら要注意です。
得意や強みを言うだけでは先ほど取り上げた企業のメールを見て感じたのと同様に、
お客様から見たら「だから、何?」と思われかねません。
得意や強みを持つ事は大切ですが、
お客様に伝える段階ではそれをそのまま言うのではなく、
具体的なお客様への提案にまで落とし込む必要があります。
お客様が興味があるのはあなたの事より自分のこと
ヘアーサロンで言えば「メニュー」です。
お客様はあなたのサロンの強みは何かという事も興味はありますが、
それ以上に「自分のメリット」「自分はどう変われるのか?」「何を得られるのか?」
に興味があります。
・忙しい人へ➡通常より30分早く染められる「時短カラー」
・スッキリしたいけど可愛く見せたい➡暑くても首元は涼しい「ナチュラルショートボブ」
・若く見せたい人へ➡通常より2週間長持ち「若返りツヤトリートメント」
etc・・・
前提として対象を絞るというのは言わずもがなですが、・・・
・・・ブログではここまでとなります。
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