美容室経営

ゆとり世代美容師を活躍できるスタッフに育てる

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見た目は質素でも中身は豊か
ここ数年、ヘアーサロンの新卒採用者の定着が悪いという話を良く耳にします。

「一度注意したらやめてしまった。」
「何度指示しても自分から動けるようにならない。」・・・頭が痛い問題です。

彼らはいわゆるゆとり世代や草食系と呼ばれる年代です。
特定の世代を一括りにしてしまうのは乱暴ですが、
便宜上そう呼びます。

「常識がない」「やる気が無い」「理屈っぽい」etc・・・
もちろん理容美容業界に限った事ではありません。

私自身は団塊ジュニア世代です。
同級生の人数も多く学生時代から厳しい競争にさらされ、
上下関係のはっきりした中で育ちましたので、
先生や先輩の言わんとする事を察して行動する事が自然と身に付きました。

ですので若い人を雇う側の苦労もとても良くわかります。
しかしそんな彼らの愚痴ばかり言っていても何も前に進みません。

ここは一つ考えを変えてどうしたら活躍できる人材に育てられるか考えてみましょう。

生まれながらにして景気が悪い世の中だった

まず、生まれ育ってきた時代背景が全く違うという事を理解しましょう。
彼らは1988年以降の産まれでバブル末期〜崩壊後に生まれており
生まれながらにして景気が悪い世の中でした。

失われた20年と言われるようにその後ずっと景気は低迷しています。
彼らの親世代はバブル時代に青春を謳歌した世代でです。

物質的には豊かだけれどどうも幸せそうには見えない親に育てられているので、
物質的には豊かさでは無く精神的な豊かさを求めるようになりました。

見た目は質素でも中身は豊か

物には興味が無い、旅行もしない、恋愛も面倒、若いうちからしっかり貯金・・・
団塊ジュニアより上の世代から見たら何を考えているか理解できません。

と言いつつも様々な局面で時代の変化は感じているのではないでしょうか?
今までの商売のやり方が通用しなくなってきた・・・
欲しい物が無い・・・
生活に困らない程度のお金はあるが幸せを感じられない・・・
旅行も色々なところへ行ったので飽きてきた・・・etc

「幸せの価値観」が変わり始めてきていると思いませんか?
古い価値観のままい続けたら気付いた時には幸せだと感じられなくなってしまいます。

将来に明るい希望を見いだせない彼らはいち早く悟って
大きな夢ではなく身の回りの小さな喜びに幸せを見いだすようになりました。

おかれている環境に合わせて価値観をシフトさせていったのです。
この感性には私達も学ぶべき物があるのかもしれません。

「競争」を好まず「貢献」を好む

そんな彼らは競争を好みません。

競争よりも「貢献」を好むので、
同期に負けるなと言うよりも「お客様に喜んでもらおう」と
言った方が効果があるという事です。

昇給や昇進という人参をぶら下げるよりも
こまめに褒めたりするとやる気を出してくれるでしょう。

また言われた事しかできない(やらない)という意見も聞かれますが、
それでは仕事になりません。
ですから最初から「○○しなさい」という指示ではなく、・・・

・・・ブログではここまでとなります。
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2014-07-19 | Posted in 美容室経営No Comments » 

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