読書感想
ハチドリのひとしずく「私にできることをしているだけ」
「ハチドリのひとしずく」という本をご存知でしょうか?
南米アンデス地方の先住民に伝わる話だそうです。
とても短い話なので全文を掲載します。
以下
「ハチドリのひとしずく ~今わたしにできるこ~」
森が燃えていました。
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました。
でもクリキンディという名の ハチドリだけは 行ったり来たり
くちばしで水のしずくを一滴運んでは 火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て 「そんなことをして いったい何になるんだ」 と言って笑います。
クリキンディは こう答えました。
「私は,私にできることをしているだけ」
以上。
今、経営が安定していると感じているサロンオーナーさんは後ろを注意!
先日お客様から「電子書籍とか作れるの?」と質問されました。
現状では作成することは出来ませんので、
そう答えました。
それまでは依頼されたこともありませんでしたし、
私自身も作成する技術をあまり必要と思っていませんでした。
やるとなるとそれなりに経済的な投資と
作るための知識習得にも時間・労力がかかるので、
軽い気持ちでの導入はできません。
しかしながらこのことを聞かれたおかげで、
「そういうことに関心を持っているお客様がいる」ということが分かり、
導入を検討する価値があることに気づかせてもらいました。
時期尚早だとか効果はどうかという話は抜きにして
このことは人から言われなければ見いだせなかったことだと思います。
私にとっては小さくない気づきでした。
経営の調子が良くても1ミリでも前進しよう
今回お話したいことは「サロンの電子書籍を作りましょう」
ということではありません。
安定していたら当然維持しようという気持ちが働きます。
わざわざ新しいことに手を出して変革しようとは思いませんよね、
これはもう潜在意識レベルの防衛本能と言ってもいいかもしれません。
また、
サロンの努力のしどころは・・・結果が出ていることを止めない努力
「もう飽きてきたらか一回やめようと思って」
サロンに来るお客様に3年程前から、
会計時に次回来店時期目安・施術提案と
ワンポイントアドバイスを手書きして渡していたサロンがあります。
しかし先日、
冒頭のような事をおっしゃっていたので、
自分が通っていた整体でも同じようにしてくれて、
つい気になってその目安日前後に行ってしまうことや
手書きのメッセージが嬉しかったことなどを話して、
効果があるからやめないほうが良いと慌てて止めました。
弊社の仕事が減ってしまうからではなく、
重要なリピートの仕組みになっていることでも、
やっている方は当たり前になりすぎて「そのおかげ」だということを
忘れてしまっていたようだったからです。
大人気で入手困難な神子原(みこはら)米に学ぶブランド戦略
お米5kgはいくら位で販売されているか知っていますか?
もちろんピンきりですが、
安いものなら1,500円くらいで売っています。
普通のもので2,000円弱。
有名な魚沼産コシヒカリも3,000円くらいで買えます。
神子原(みこはら)産米(コシヒカリ)は3,500円/5kgと高価ですが、
H24年に作られたお米はもう完売してしまいました。
なぜそんなに人気なのでしょう?
そこには立派なブランド戦略がありました。
あなたがもらった封書に書かれていることは?
「なんのために生まれて なにをして生きるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ!」
「なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ
わからないままおわる そんなのはいやだ!」
そうです。
「アンパンマンのマーチ」の一節です。
うちの子も例に漏れずアンパンマンが大好きでした。
この「アンパンマンのマーチ」も何度となく耳にしていましたが、
よくある子供向けアニメの歌というくらいにしか思っていませんでした。
しかしあるとき何気なく歌詞を眺めていると
人生論というか人間学というか、
そんなたぐいの本に書かれている
「知命と立命」の事だと気付き驚きました。
作詞は「アンパンマン」の作者でもあるやなせたかしさんです。