効率化

顧客ニーズはどうやって掴むか?

顧客ニーズはどうやって掴むか?
前回の「なぜ、対象を絞らなければならないのですか?」に続き、
同じ本から「顧客ニーズはどうやって掴むか?」の箇所をご紹介します。

それでは、顧客のニーズはどうやって掴むのだろうか。表面的な調査で出てこない事は言うまでもない。顧客論理の競争が激しい業界では、いまさらニーズを聞いても無駄かもしれないし、顧客自身が自分のニーズを聞かれてもわからないことが多い。したがって、顧客が心の奥底に抱えている潜在ニーズを探せと言う話になる。そのために顧客の行動をつぶさに観察したり、顧客の人生や将来を考えて、「これがニーズに違いない」とゆう仮説を立て、検証する。顧客の本当のニーズをどう探すのかは、常にマーケティングにおける最大のテーマである。顧客の本当の姿を理解する努力と工夫が大切である。
〜中略〜
マーケティングという仕事は、それほど格好良くはないと思う。むしろ格好悪い仕事だと思う。汗をかかないと顧客はわからないからだ。〜中略〜あとは顧客を理解しようとする好奇心が全てだと私は思う。そのために勉強するのは、もはやマーケティングの教科書ではない。歴史、心理、科学、政治、経済・・・顧客=人間の意識、行動に関わる全ての分野が勉強の対象になる。そうした視点なしには、イノベーションは起こせない。

顧客を理解しようとする好奇心が全て

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2016-08-13 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

「ターゲットを絞れ」と言われるけど、どう絞ったら良いのかわからない人へ

「ターゲットを絞れ」と言われるけど、どう絞ったら良いのかわからない人へ
「よくターゲットを絞れと言われるけど、どう絞ったら良いのかわからないんです。
いろいろなお客様が来ていますから、絞ってしまったらその対象外の方は
もうやらないというわけにはいかないでしょ?」
先日お客様と話していて
「対象はどんなお客様ですか?」と聞いたとき返ってきた言葉です。
何かのプロモーションをしたい場合、
対象が漠然としているとどんなグラフィックやコピーにするか、
媒体は何を使えばいいかなど決められないので、
方向性を決めるために対象を絞ります。
目的はあくまで多くのお客様に来てもらうためなので、
もちろん対象外の方はやらないということではありません。
対象外の方も今まで通り喜んでもらえるようにやります。
では具体的にどのようにターゲットを絞ったら良いのでしょうか?
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2016-07-09 | Posted in マーケティングNo Comments » 

 

備忘録160625 〜アウトプット志向学習〜

アウトプット志向学習法のすすめ 常識的学習法の罠

手段の目的化の罠

インプットから入るとその教科書を読みこなすこと自体が目的化するものである。
「手段は簡単に目的化する」という罠はどんなビジネスでも起こりがちだ。
世の中には、ビジネススキルの概説書が溢れている。
そういった本を読み、学習したことでビジネススキルが本当に身についたと言う話は聞かない。
せいぜい精神安定剤の機能を果たしているのに過ぎないのかもしれない。
「 読めば何かいいことがあるはずだ」と信じて学習することは、
そうした精神安定剤を求めての行動-、
すなわち読むこと自体が目的になってしまっているのではなかろうか。
ただでさえ時間という資源制約に悩まされるビジネスパーソンに、
学習を目的化するような余裕はないはずである。

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2016-06-25 | Posted in 読書No Comments » 

 

こつこつ頑張る人とさぼる人の1年後は・・・?

1年365日毎日に0.01%成長し続けると1年後には「1」が「37」以上になります
SNSに読んだ本の感想を書く事があります。
何人か「私も読んでみます」と書き込んでくれる人もいますが、
ほとんどは社交辞令です。
その中のお一人と会う機会があったので
「そういえば読みたいって言ってたな」と思い出し
読み終えた本を持って行ったところ
「もう読みました、読みやすいけど実は深い内容でしたね。
良い本を紹介してくれてありがとうございます。」と
逆に帰りに3冊もお借りしてきました。
その方は自営で仕事をされていますが、
打ち合わせの時間を取ってもらうのも大変なくらい
いつも周りに人がいるカリスマ性を持っている女性です。
私が言うのも失礼ですが
やはりデキる人は口だけではなく貪欲に勉強し、
着実に成長されており、
それが魅力となっているのでしょう。

毎日少しずつでも成長する

少し前に話題になったようなのでご存知の方も多いと思いますが、
私は最近知ってショックを受けました。
皆さんにもご紹介します。
1年365日まいちに0.01%成長し続けると1年後には「1」が「37」以上になります。
正確には1.01の365乗=37.7834343329です。
逆に365日まいちに0.01%怠け続けると1年後には「1」が「0.03」以下に。
正確には0.99の365乗=は0.02551796445です。
現状維持では1年後もかわらず「1」は「1」のままです。
あくまで計算上のことで人間の「1」の能力が
「0.03」になってしまうとは考えにくい事ですが、
良くも悪くも毎日の積み重ねは恐ろしいほどの差を産みます。

1ヶ月ではせいぜい「1」が「1.3」

「神は細部に宿る」といいますが
この10分の集中・一回の電話応対・1回のメール・1回の提案 etc・・・
「このくらい大丈夫だろう」/「これだけはしっかりやろう」の違いが
日々の積み重ねで大きな差になってしまいます。
1.01の365乗が「37」以上になるというのは複利が効いているからで
たとえば6ヶ月後にはベースが「1」ではなく「6」ほどになっています。
それに残り半年間毎日1.01掛けていくわけですから、
11ヶ月はサボって残りの1ヶ月は頑張って挽回しようというのは無理な話です。
1ヶ月ではせいぜい「1」が「1.3」になるくらいですので、
毎日コツコツやってきた人には到底及びません。
毎日の積み重ねがものを言います。
分かっているつもりでもなかなか難しいことです。
難しいからこそやり続けられた人に
目に見える成果が現れるのだと思います。
私自身も弱いところがありますので
自戒を込めてお互いに頑張りましょう。

2016-05-21 | Posted in 小ネタNo Comments » 

 

自由に発想してみる(ラテラルシンキング)のすすめ

自由に発想してみる(ラテラルシンキング)のすすめ
Q.アーチェリーの的に矢を当てる命中率を上げるには?

こう考える人が多いのではないでしょうか。
・毎日練習する
・上手い人と練習する
・優秀なコーチについてもらう
・練習記録を付ける
何の制限も無いなら以下のようなこともできます。
・的を大きくする
・長いボーガンを使う
・的まで歩いて突き刺す
・なぜ的に当てなければならないのか疑ってみる
続いての問題です。

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2016-04-23 | Posted in 小ネタNo Comments »