価値観

ストーリーがないプロモーションは人を惹きつけない?

ストーリーがないプロモーションは人を惹きつけない?
クライアントさんとの会話です。
美容室オーナー「この前作ってもらったヘアカラーのDM反応いいよ。今日も2人来てくれた。」
私「ありがとうございます。来てくれているようで良かったです。」(自分から言ってくるなんてめずらしいな・・・)
美容室オーナー「告白すると、ちょっと前に他の業者にキャンペーンのハガキ頼んだんだけどさ・・・」
私「あ、はい・・・。」(汗)
美容室オーナー「全く反応なかったんだよ。」
私「えっ全く?どんな内容だったんですか?」
美容室オーナー「全てのメニュー50%オフ。」
私「えっ、50%オフでも反応なかったんですか?」
美容室オーナー「前にうちでやってた娘がパートで戻ってくるから、その案内も兼ねて休眠客に出したんだけど、これが見事にダメだったね。」
私「50%オフだったら戻ってきそうですけどね・・・。今回はそれほど大きな特典はなっかたのに、こっちのほうが良かったというのも不思議ですね。」
美容室オーナー「この前作ってもらったヘアカラーのDMはストーリー性があったんだと思うよ。」(新しいヘアカラーメニューの提案のDMでした)
私「なるほど!確かに春の到来を告げるようなものに、また対象者に合わせて上品さも心がけてデザインしました。」
美容室オーナー「春に向けて気分を変えたいとか、何か変わるかもしれないという期待を抱いたんじゃないかな。」
私「このDMが新しい自分へのチケットになったというわけですね。」

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2016-04-02 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

美容室経営者様、その時シャンプーを売りますか?

美容室経営者様その時シャンプーを売りますか?
近ごろ”塩シャン”や”お湯シャン”など
シャンプー剤を使わない洗髪を
有名人がしているということもあり
しばしば耳にします。
この洗髪が広まり一般的になるでしょうか?
全く使わなくなる事は考えにくいですが、
頻度が減少するということは
無きにしもあらずではないでしょうか?
毎日のものが2日に1回・3日に1回になったら
当然全体の使用量が減ってしまいます。
万が一そうなったらどうなるでしょう?

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2016-03-19 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

独立したら1年は休まないで仕事をしろ?

独立したら1年は休まないで仕事をしろ?
スタイリストになって10年以上キャリアを積み店長も経験、
自分でやれる自信もついてきたのでいよいよ独立。
改装した自宅でひとりサロンをオープンして10ヶ月
ありがたいことに業績は順調で、
毎週火曜日と第1・3の月曜日にはきっちり休みをとれている。
定休日が祝日でも家族のためにサロンは休むことにしている。
小さなストレスは当たり前にあるけど、
務めていた時よりも使えるお金は増えたし
時間に余裕ができたので以前はできなかった
読書や旅行、
勉強会参加などして充実した日々を過ごしている。
そんな私の心に波風を立てたのは
以前勤めていた美容室の先輩だった。
その心の波風とは・・・

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2015-09-05 | Posted in 美容室経営No Comments » 

 

「柿の種」ノススメ

150704

数年前の早春に、神田の花屋で、ヒアシンスの球根を一つと、チューリップのを
五つ六つと買って来て、中庭の小さな花壇に植え付けた。
いずれもみごとな花が咲いた。
ことにチューリップは勢いよく生長して、色さまざまの大きな花を着けた。
ヒアシンスは、そのそばにむしろさびしくひとり咲いていた。
その後別に手入れもせず、冬が来ても掘り上げるだけの世話もせずに、打ち棄て
てあるが、それでも春が来ると、忘れずに芽を出して、まだ雑草も生え出ぬ黒い土
の上にあざやかな緑色の焔を燃え立たせる。
始めに勢いのよかったチューリップは、年々に萎縮(いしゅく)してしまって、今年はもうほ
んの申し訳のような葉を出している。
つぼみのあるのもすくないらしい。
これに反して、始めにただ一本であったヒアシンスは、次第に数を増し、それが
みんな元気よく生い立って、サファヤで造ったような花を鈴なりに咲かせている。
そうして小さな花壇をわが物のように占領している。
この二つの花の盛衰はわれわれにいろいろな事を考えさせる。
(大正十二年五月、渋柿)

以上引用
寺田寅彦「柿の種」より

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2015-07-04 | Posted in 読書No Comments » 

 

「あの人は話が長い」と言われてしまう人は本当に話が長いのか?

150627
会合での会長あいさつ。
お説教されている時間。
早く帰りたいのに延々と自慢話。
特に小・中学校時代の朝礼での校長先生の話、
長くて聞いているのがつらかったことを思い出します。
夏の炎天下では貧血で倒れる人もチラホラ。
でも本当にそんなに長かったのでしょうか?
決まった時間に朝礼は終わり
1時間目も時間通りに始まっていました。
確かに実際に長い人もいますが、
多くの場合「話が長い」と感じていただけで、
実は話がつまらなかった、
あるいは興味が持てなかったのではないでしょうか?

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2015-06-27 | Posted in 小ネタNo Comments »