感動
お客様の期待をちょっとだけ上回る
先日母の日のプレゼントに夏向けの靴を買いに
何度か行ったことのある靴屋さんに行った時のことです。
ふと目に入ったちょうど良さそうな靴とカーネーションの小さいブーケが
セットになって販売されていました。
「これいいなぁ」と手に取りましたがそのセットの靴はどうしてもサイズが大きい。
母のサイズは小さいので店員さんに聞くとセットになっているのはこれしかないといいます。
仕方なく母に合うサイズの靴をレジに持って行くと・・・
Wi-Fiとかやったほうが良いですかね?と聞かないで
「Wi-Fiとかやったほうが良いですかね?」
このモバイル事情なので
無いよりは有ったほうが良いと思います。
ただ、十分わかってらっしゃるとは思いますが、
Wi-Fiを導入したからといってお客様が増えるわけではありません。
スマホの充電もしかり。
個別のDVDプレーヤーもです。
お客様を増やすというより
来ていただいているお客様の
利便性を高めるには良い取り組みだと思います。
誰にでも出来る事を誰にも出来ない位やり続ける才能
先日NHKの「プロフェッショナル ―仕事の流儀―」という番組で、
サッカーのガンバ大阪/日本代表の遠藤保仁選手がとりあげられました。
日本代表での試合出場が歴代一位で、
歴代の代表監督に「なくてはならない存在」と言わしめています。
ひょうひょうとしていてマイペースで天才肌なイメージでしたが、
実は相当な努力家という事が解りました。
遠藤選手の身長は178cmと小さくはありませんが、
プロのサッカー選手としては特に体格に恵まれているわけではありません。
足が速いわけではないし、
強いシュートを蹴れるわけではない。
そんな彼がなぜ
ここまで大きな存在になっているのか?
「経営の神様」に説教した理容師
銀座に創業九十年を超える「米倉」という老舗の理容室があります。
一流と言われるお客様が多く来店していたようですが、
その中のひとりに松下電器(パナソニック)創業者・松下幸之助さんもいました。
松下さんは身なりに気を使わない人でした。
「米倉」創業者の米倉近(ちかし)さんはそんな松下さんに、
「あなたはあなたの顔を粗末にしているがこれは商品を汚くしているのと同じことだ。
会社を代表するあなたがこんなことでは会社の商品も売れません。
散髪のためだけに時間をつくるというような心掛けがなければ、
とても大を成さない」と言い放ったといいます。
驚きですね。
あなたがもらった封書に書かれていることは?
「なんのために生まれて なにをして生きるのか
こたえられないなんて そんなのはいやだ!」
「なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ
わからないままおわる そんなのはいやだ!」
そうです。
「アンパンマンのマーチ」の一節です。
うちの子も例に漏れずアンパンマンが大好きでした。
この「アンパンマンのマーチ」も何度となく耳にしていましたが、
よくある子供向けアニメの歌というくらいにしか思っていませんでした。
しかしあるとき何気なく歌詞を眺めていると
人生論というか人間学というか、
そんなたぐいの本に書かれている
「知命と立命」の事だと気付き驚きました。
作詞は「アンパンマン」の作者でもあるやなせたかしさんです。