商品開発
丸投げ厳禁。言ってませんか?「今度のキャンペーンの内容考えてみて」
若いスタッフの考えを尊重して、1から10までキャンペーンの企画を任せて実施する。とても素晴らしいことです。多くの場合、オーナーや経営幹部が企画した内容をスタッフはただやらされるだけ……相当高いハードルのノルマをクリアしても、わずかばかりの報奨。下手したらノルマをクリアできない罰則も。コレではやる気なんておきません。
ただ、事業の経験もない、イベントを成功させたこともないスタッフに「好きな様にやっていいから考えてみて」と一言いうだけでは、あまりにも雑すぎます。では、どんな点に注意して企画を立ててもらえばよいのでしょう?
晴れの日だって傘は売れる
もうすぐ梅雨の季節です。
一年間で売れる傘の本数はどれくらいだと思いますか?
約1億1100万本(2013年)で、
そのうち17%は「ウォーターフロント」という会社の傘だそうです。
本数にするとだいたい1870万本!
凄いですね。
この会社は使い捨てのビニール傘と同等の値段(500円)で
ファッション性の高いカラーバリエーション豊富な傘を販売し、
急成長しました。その秘密は・・・
あなた美容室の強みとは何ですか?それを認めるのは誰?
出入りの業者さんに勧められたメニューを何の工夫もせず
そのままお客様に提案していても、
まわりも同じ事をやっているので
競合がひしめく中でパイを奪い合う事になります。
お客様が求めるのであれば流行を取り入れる事も大切ですが、
それに流され過ぎずに
「強みを活かした経営をしましょう」という話をすると
自分たちの強みが何解らない、
特に強いところは無い
と答えるオーナーさんは少なくありません。
あなた美容室の強みはどのようにしてみちびきだせば良いのでしょう?
あなたのサロンの冬の時代は何をしますか?
冬・・・一年でいちばん寒い時期。
寒がりにとってはつらい季節です。
さてあたりまえですが日本には四季があります。
春・夏・秋・冬の四季です。
実は季節だけでなく、
会社やお店・そして人にも四季があるのです。
ご存知でしたか?
今、経営が安定していると感じているサロンオーナーさんは後ろを注意!
先日お客様から「電子書籍とか作れるの?」と質問されました。
現状では作成することは出来ませんので、
そう答えました。
それまでは依頼されたこともありませんでしたし、
私自身も作成する技術をあまり必要と思っていませんでした。
やるとなるとそれなりに経済的な投資と
作るための知識習得にも時間・労力がかかるので、
軽い気持ちでの導入はできません。
しかしながらこのことを聞かれたおかげで、
「そういうことに関心を持っているお客様がいる」ということが分かり、
導入を検討する価値があることに気づかせてもらいました。
時期尚早だとか効果はどうかという話は抜きにして
このことは人から言われなければ見いだせなかったことだと思います。
私にとっては小さくない気づきでした。
経営の調子が良くても1ミリでも前進しよう
今回お話したいことは「サロンの電子書籍を作りましょう」
ということではありません。
安定していたら当然維持しようという気持ちが働きます。
わざわざ新しいことに手を出して変革しようとは思いませんよね、
これはもう潜在意識レベルの防衛本能と言ってもいいかもしれません。
また、