小ネタ
良い習慣は才能を超える〜戦略的仕事術〜
先日パルティ(とちぎ男女共同参画センター)で行われた、
佐々木常夫さんの講演に行きました。
佐々木常夫さんは
3人のお子さんのうち長男が自閉症。
奥さんが肝臓病とうつ病で20年の間に43回入院し、
3回自殺未遂を起こしたということです。
5時半に起き朝食と弁当をつくり出社、
午後6時には会社を出て帰宅しなければならない。
土曜日はお見舞い、
日曜日は家事をするという生活。
さらに東京と大阪の転勤6回をしていました。
その忙しさの中、同期トップでの取締役就任。
そして東レ経営研究所の社長に就任。
著書も「そうか君は課長になったのか」「働く君に贈る25の言葉」
などがあります。
どんな話だったかというと・・・
ワークライフ・バランスを実現する仕事術
壮絶な半生を送ってこられた佐々木さんですが、
とうのご本人は至って淡々と事実をお話しになり、
時には冗談を言って会場の雰囲気を和ませてくれました。
また家族の話は3割程度で、
いかに仕事の家族の事を両立させるか、
いかに戦略的に仕事をするかという事が中心の話でした。
ワークライフ・バランスというやつですね。
中でも印象に残ったのは、
全ての仕事に優先順位をつけ、
そのために掛ける時間も決める。
という事でした。
仕事を5段階で重要度を決め、
部下に発注するという手法です。
1ヶ月掛けてでもキッチリやらなければならない仕事もあれば、
中には10分で終わらせなければならない仕事もある。
この改革により無駄な仕事が半減し、
残業がほとんど無くなったのに成果は上がったそうです。
今月ではなく将来食べていくために
私自身も
重要ではないが直ぐにやらなければならない仕事に
日々追いかけ回されて、
「すぐ必要ではないが重要な仕事」
がなかなか思うように進められずにいるので、
キッチリ優先順位をつけ、
必要ならばその時間をとり仕事を実行していこうと思いました。
また、
「良い習慣は才能を超える」
「運命を引き受けよう」
という言葉も印象に残りました。
この日会場で販売していた書籍の売上げもそうですが、
東日本大震災以降の売上げは
復興支援に当てられるそうです。
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