小ネタ

自分が居るその場を照らすとは

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致知 藤尾社長の講演会での話
今週の火曜日に宇都宮グランドホテルで、
月刊誌「致知」編集長の藤尾秀昭さんの講演を聴いてきました。
大変よい話が聞けたのでここでみなさんにもシェアしたいと思いますが、
私の備忘録なようなものです。
意味が良くわからないものもあるかと思いますが、
ご了承ください。

・霧の中を歩いていると気がつくと濡れているように、
まわりに心の美しい人がいると、自分もそうなる。

・人はどんな「教え」に出会うかで人生が決まる。

・ベートーヴェンは口で音楽を聴いていた。

・成功する人としない人の差は・・・

「人の縁」を大切にするかどうか。

・京セラ稲森さん、社員から「こんな職場で働きたくない」と言われた時、
私たちの仕事(セラミック事業)は世界でも最先端の仕事だ。と言って奮起させた。

・No.1とNo.2の呼吸があっていない組織は発展しない(ex悪くなる前の日産)。家庭でも同じ。

・奥さんが旦那を尊敬している家庭の子は伸びる(将棋が強い家庭の調査から)

・子供の教育は心のコップを立ててやること。下を向いていたらいくら注いでも水が入らない。

・日本の中学生は教師を尊敬していない。

成人の学

1、徳性を養う・・・人間学 → 本業
2、知識・技能を養う・・・時務学 → 末業

・1853年ペリー来航時、後に明治維新で活躍した人物はほとんど20代や10代。
なぜそんな若い人達が日本のために行動できたのか?
人間学を学んでいたから(吉田松陰、松下村塾など)

・ごめんなさいねお母さん
15歳で亡くなった山田康文くん(やっちゃん)が作った詩です。
重度の脳性マヒで全身が不自由、口も利けないやっちゃんが、
いのちのたけを託して作った詩です。
後半はお母さんが返した詩です。

・子供に尊敬できる人をつくらせる。魂に触れる本を読ませる。

・松下村塾で学んでも後に世に出なかった人物もいた。
なぜ?→「憤」がなかった。「憤る」は怒るという意味だが、
「憤」はふるい立つ。感動・感激するという意味もある。
「憤」がないと、どんなにすばらしいものに出会っても芽が出ない。

・森信三さん。
子供の躾は3つだけで良い。
「朝起きたらおはようという」
「親から何か言われたらハイとすぐ返事をする」
「脱いだ靴をそろえる」
ただし9歳までに出来るようにすること。

・森信三さん。
人は産まれた時、みんな天から封書をもらう。
(こういう生き方をしなさいと書いてある)
だが、せっかくもらった手紙を1回も開けずに人生を終えてしまう人が多い。

・平沢興さん。
「人生はニコニコ顔の命がけ」
「生きるとは燃えることなり」
「教育とは心に火をつける事(自分が燃えていないと火を点けられない)」
「人の悪口しか言えない人は、成長能力のない人、人の短所しか見えない人は、成長の止まった人」
「人の短所はだれでも分かる。いくら分っても偉くはない。人の長所は相当な達眼でないと見抜けない」

致知

大学=大人学
格物→致知→誠意→正心→修身→斉家→治国→平天下
明徳(正しく公明な徳。天から与えられたすぐれた徳性。)

・出会い(人との出会いだけではない)
「人、言葉、体験」との出会い
自分の能力が高まらないと、せっかくの出会いにも気付かない。

・一流の人の共通点 → 学び続けている
現状維持なんかない。

・逆境に対して
1、その逆境には意味がある。どんな意味なのか考える。
2、逆境はせいぜい3年。10年も続かない。ジタバタするな。
3、それを乗り超えた時、目的を達成できる。

安岡正篤さん。
「一燈照隅・萬燈遍照」
自分が居るその場を照らす。これは絶対に必要なことで、また出来ることだ。真実なことだ。片隅を照らす!
この一燈が萬燈になると「萬燈遍照」になる。
こういう同志が十万、百万となれば、優に日本の環境も変わりましょう。

藤尾さんは、伝えたいことがいっぱいあり、
その思いに口が追いつかないような感じでした。
還暦を過ぎているということですが、
そのほとばしる情熱はまだまだ加速していきそうな勢いです。
私も負けないように自分を磨いていこうと思いました。
これからも「致知」で勉強していきます。

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2012-07-28 | Posted in 小ネタNo Comments » 

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