小ネタ

松岡修造の若者への熱い激励は遺伝だった!?

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松岡修造の若者への熱い激励は遺伝だった!?
元プロテニスプレーヤーで
今はスポーツキャスターとして
またテレビCMでも見かけない日はないほど
活躍している松岡修造さん。
最近は熱い応援メッセージでも話題に上ります。
その松岡さんは超名門の出身なのです。
ひいお爺さんが阪急・東宝グループ創業し、
タカラヅカ創始者でもある小林一三(こばやし いちぞう)です。
お父さんも東宝の会長等を務め
親戚には三菱のトップや
サントリー創業家の鳥居家もいるというすごい家系だったのです。

そのひいお爺さんの小林一三の言葉です。

下積みは飛躍のチャンスでもある

「下足番を命じられたら、
日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、
誰も君を下足番にしておかぬ。」
どんな業界でも、
どんな会社でも、
入社すぐは基礎の基礎いわゆる下積みと言われる仕事をやる事になります。
サラリーマンなら電話番やコピーとり、
美容師ならシャンプー
板前さんなら皿洗い
職人さんなら準備や片付け・・・
たいくつでつまらないと不満に思う人も
数多くいますが、
会社や業界のルールを学ぶというとっても大切な時期であるばかりか
実は飛躍のチャンスでもあります。

厳しくも暖かい激励

誰でもできる事を誰にもできないくらいにやったら
周りはどう思うでしょう?
最初は「変わった奴」と思うかもしれませんが、
それを続けていくと「あいつは他の奴とは違う」
もっと続けたら「あいつは仕事ができる!」とイヤでも認めざるを得ません。
そう思ったらいつまでも下積み仕事をさせておくのはもったいないと
次第に重要な仕事を任される様になるのです。
弊社のお客様の中でも凄腕の美容室オーナーさんは若い時に
先輩を差し置いて店長に抜擢されたという人が少なくありません。
聞くとその時は無我夢中で仕事をしていたと言います。
大きく成長したいなら下積みで手を抜いてはいけないのです。
本で読む偉人
雑誌で見る実業家
テレビで見る有名人
みんな下積みを経験しているからこそ
それを糧に大きくなっていったのです。
小林一三の言葉は若い人に厳しくも暖かく激励しているように思えます。
松岡修造さんにもそんなDNAが濃く流れているのですね。

※下足番(げそくばん)
客のはきものの出し入れを仕事とする人。日本家屋では座敷に上がるのにはきものを脱がなければならないため,大勢の人が集る場所で必要とされた。現在では一流の料理屋,旅館にみられるだけである。
※阿部サダヲ主演で小林一三のドラマが放送されるようです。H27年9月5、12日に午後9時から放送。

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2015-05-30 | Posted in 小ネタNo Comments » 

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