小ネタ

相手も最高の状態で対戦するからこそおもしろい

[`evernote` not found]

相手も最高の状態で対戦するからこそおもしろい
当時巨人の監督だった長嶋茂雄は、
対戦相手である阪神の岡田彰布の素振りを見て
通りすがりに「もっと強く踏み込もう」とアドバイスを送ったという。
そのアドバイスが効いたのか、
巨人の投手江川からホームランを打った。
その事で長島が批判された時に言い放ったった言葉が凄い。

「そこまでして江川に勝って欲しくない、
強いライバルがいてはじめて江川が強くなる(野球界全体が向上する)」

普通の人には越えられない壁

何万人という客がスタジアムで観戦している。
何百万人もの人がテレビを観て自分たちを応援してくれている。
自分のチームの勝敗の全責任を負う監督という立場。
そのプレッシャーは尋常ではないはずだ。

野球に限らず
いやスポーツに限らず
世の中のあらゆる競争の中で
普通なら勝つために
どんな小さな情報でも
どんな小さな戦術でも
したたかに積み重ねるだろう。
ましてや自分たちが不利になる事など
あえてするはずがない。

敵か味方かなどとても小さな事

ところが長島は
相手の打者にもバッティングを教える。
敵も味方も関係ない。
というより
そんな事はとても小さな事だと言わんばかり。
とにかく野球が好きで野球の発展を心から願っている。
それが長嶋茂雄だ。
日本人が好きなヒーローというと真っ先に名前が挙がる長嶋茂雄。
正直、もう昔の人という印象だったが
このエピソードを聴き
選手としての活躍もさることながら
やっぱり次元が違う偉大な人だと感嘆する。

[`evernote` not found]

この記事が少しでもお役にたちましたら、はてなブックマークやツイッター等で共有していただけると、たいへん励みになります。
2015-05-02 | Posted in 小ネタNo Comments » 

【美容室の「できるスタッフ」を育成する講座】 できる美容室スタッフ講座