小ネタ
常に変化する世の中の流れを止めることは出来ないが、流れを○○○ことはできる
人間万事塞翁が馬(にんげん(じんかん)ばんじさいおうがうま)
という中国の故事を知っていますか?
簡単にいうとこんな話です。
中国の北の方にある老人が住んでいました。
ある時、その老人の馬が北の国の方角に逃げていってしまいました。
近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。
ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。
「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
そしてしばらく経ったある日、
逃げ出した馬が良い馬をつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、
老人は首を振って言いました。
「このことが災いにならないとも限らないよ。」
しばらくすると、
老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、
老人は平然と言いました。
「このことが幸福にならないとも限らないよ。」
1年が経ったころ異民族たちが襲撃してきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
何とか守ることができましたが、
その多くはその戦争で死んでしまいました。
しかし老人の息子は足を負傷していたので、
戦いに行かずに済み、無事でした。
物事に振り回され一喜一憂しない
意味としては、
人生悪いことに思えても何が幸いするか分からないし、
良いことに思えてもそれがきっかけで不幸になるかもしれない。
物事に振り回され一喜一憂するのではなく
ゆったりと落ち着いて受け入れ、
対処するのが良い・・・という感じでしょうか。
会社の経済状況が良いとか、
世の中の景気が良いとか、
社会的に大きな事件が少ないとか、
家庭内が平和だとか、
家族が皆健康だとか
長く続いてほしい状況は様々ありますし、
人間の体にも良くても悪くても一定の状態に
保ちつづけようとする機能があるそうです。
それだけ人は現状を維持しようとし、
変化を好まない傾向が強くあります。
世の中の変化にどう対応していくかが試される
しかし、
「諸行無常」
「盛者必衰」
「貧は世界の福の神」
「月満つれば欠くる」
・・・などの昔から言われ続けている言葉が示しているように、
世の中は常に変化しています。
川の流れを止めることが出来ないように、
自分にとって良い状況だからといって
世の中の変化を止めることは出来ません。
プラスとマイナスが交互にやってくることに
対処しなければなりません。
どうせ止められないなら少し手を加えて
良い方に変わるように工夫してみましょう。
川だったら水車の動力に使ったり、
流れてくる水そのものを農業に使ったり、
・・・
・・・ブログではここまでです。
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