読書

ブック・オブ・ザ・イヤー2011

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菅野真一のブック・オブ・ザ・イヤー2011
ちょうど一年ほど前のブログに書いた
ブック・オブ・ザ・イヤー2010は
「福」に憑かれた男
という本でした。
本当に良い本で、
今でも私の行動の指針の一つになっています。

さて、2011年は子供が生まれて、
自分の時間が減ったこともあり、
読書量は若干減り読了・聴了した本は
オーディオブックで聞いた本を含め40〜50冊くらいでしょうか?
その中のブック・オブ・ザ・イヤー2011ですが・・・

1位は「思考軸」をつくれ

1冊に絞りきれなかったので3位まで発表します。
1位 「思考軸」をつくれ/出口治明
2位 日本でいちばん大切にしたい会社/坂本光司
3位 グレートカンパニーの作り方/五十棲剛史

1位の「思考軸」をつくれの著者、
出口治明さんは、
今CMでもおなじみの「ライフネット生命」の社長です。
60歳を過ぎて戦後初の独立系の生保会社を起業し成功させてしまった人です。
圧倒的なインプット量で思考の軸を作り決断の精度を高めています。
これまでに訪れた世界の都市はなんと1,000以上!
読んだ歴史書は5,000冊を超えると言います。
そんな知識と経験から生み出された、
歴史から学ぶ「タテ思考」と
他国から学ぶ「ヨコ思考」が紹介されています。
その他にも、
いいこと言うな〜という言葉が多く書かれている、
手元に置いておきたい1冊です。

企業・ケースタディのジャンルがおもしろい

2位の日本でいちばん大切にしたい会社と
3位のグレートカンパニーの作り方
はどちらも似たようなジャンルで、
実在の会社の成功の要因や、
素晴らしい活動を紹介している
企業・ケースタディです。
ですが、
特に「日本でいちばん大切にしたい会社」のほうは、
個々の企業の取り組みが淡々と書かれているフィクションなのに、
「なんて素晴らしい会社なんだ!!」
「こんなことなかなか出来ることじゃない」と
感動してしまうシーンが何度も出てきます。
中でも「杉山フルーツ」の引き出物の話は涙が出てきました。
「グレートカンパニーの作り方」の方も、
仕事をしている方なら、
誰でも良い刺激を受けるような本です。
特に「中央タクシー」の章は必読です。

今年もできるだけ多くの本を読み、
来年の今頃、
みなさんにお勧め出来るような本を発表したいと思います。

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2012-01-21 | Posted in 読書No Comments » 

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