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あなたは大丈夫?美容師さんが間違って使っている接客用語10選

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あなたは大丈夫?美容師さんが間違って使っている接客用語10選
仕事柄メールや電話、対面など様々な形で美容師さんとの接触が多いのですが、中には気になる言葉遣いをされる方もいらっしゃいます。意味は十分通じますし、言いたいこともわかります。お客様まもそこまで気にしないという方もおられるでしょうが、言葉を扱うような仕事をしていたり、言葉遣いに気をつけている方には違和感を残してしまいます。場合によっては「このお店大丈夫かな?」と余計な不安を抱かせてしまうこともあるかもしれません。技術とは全く関係ないところで失客してしまうのはもったいないですね。
特にメールは後々まで残ることが多いので特に気をつけたいところです。
特に接客の場面で間違って使っている言葉を10あげてみましたので、確認してみてください。あなたは大丈夫でしょうか?

【よろしかったでしょうか】

× 「本日はカラーとカットでよろしかったでしょうか?」
○ 「本日はカラーとカットでよろしいでしょうか?」
・今現在のことなので違います「かった」は過去形です。不愉快という意見も多数。

【どうしますか】
× 「本日は、どうしますか?」
○ 「本日は、いかがいたしますか?」
・「どうしますか?」ではぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。

【ほう】
× 「ご案内いたしますのでこちらのほうで、お待ち下さい」
○ 「ご案内いたしますのでこちらで、お待ち下さい」
・方角を示すわけではないので、「こちらで」と言い切りましょう。

【~になります】
× 「こちらがヘアカタログになります」
○ 「こちらがヘアカタログです」
・間違えやすい言葉ですが、何かがヘアカタログに変化するわけではありませんので。

【私(わたし)的には】
× 「私的にはアッシュ系のカラーがおすすめです」
○ 「私といたしましてはアッシュ系のカラーがおすすめです」
・自信がなさそう、責任を回避したい気持ちが透けて見える言い回しです。

【させていただく】

× 「この店で3年働かさせていただいております」
○ 「この店で3年働いております」
・「させていただく」はよく聞きますが間違いです。丁寧に言おうとするあまり、返ってまわりくどく聞こえてしまいます。

【やつ】
× 「先日ご予約くださったやつですね」
○ 「先日ご予約くださったスタイリング剤ですね」
・「やつ」は幼稚で品がありません。具体的な名詞を使いましょう。

【了解しました】
× 「トリートメントですね、了解しました」
○ 「トリートメントですね、承知しました(or 承りました、かしこまりました)」
・ごく親しい間柄なら「了解」で良いですが、お客様に使う言葉ではありません。

【すみません】
× 「エリが少し濡れてしまいました、すみません」
○ 「エリが少し濡れてしまいました、申し訳ございません」
・すみませんでも悪くはありませんが、社会人ならきちんと謝りましょう。

【やらせて・やる】
× 「私がシャンプーやらせていただきます」
○ 「私がシャンプーいたします」
・「やつ」と同様に幼稚です。大人の言葉遣いを。

いかがでしたか?日本語って難しいですね。
一般的に誤用されている言葉も多いので、耳から入ってくるうちに無意識に使っていたという方も多いでしょう。
自分は大丈夫だけど若いスタッフは間違った言葉遣いをしているという声も聞こえてきそうです。
自分のスタイルが好きになる美脚シルエットパンツ。
どの美容室もレベルが高くなり、技術やメニューで差をつけるのは年々困難になってきています。
お客様から見たら「せっかく行くなら気分の良い美容室に行きたい」という思いは強いはずです。
いろいろな要素がありますが言葉もその一つ。
せっかく高料金のサロンに行っているのに「言葉遣いもろくにできないの?」
という印象を与えてしまったら、次回から来てくれないかもしれません。
たかが言葉、されど言葉。言葉遣いで集客は難しいかもしれませんが、言葉遣いで失客するのは簡単です。
これを機にサロン内で言葉遣いの確認や、統一に取り組んでみてはいかがでしょうか?

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2017-02-11 | Posted in その他No Comments » 

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