マーケティング

美容室ブログにはプロとして課題に対し○○○な○○を書く

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美容室ブログにはプロとして課題に対し具体的な対処を書く
前回の投稿
「ブログを完全にやめてしまう前にこれだけやってみてほしいこと」
http://www.kanno-dk.com/blog/marketing/4040.html

「確かに実際の内容は行ってみないとわからないけど、行ってみたいと思ってもらわなければ始まりませんよね」
「私も行きたいと思ったお店には行かないと気がすまないんです」など、
反響を頂きました。
ただみなさんおっしゃるのは
「それを自分のサロンに当てはめると何をどうアピールしたら良いかわからない・・・」
ということでした。
もちろんその美容室ごとにプロモーションするべきポイントは違いますので
一概にどうこうとはいえないのですが少し一緒に考えてみたいと思います。

同じ内容もどのように書くかで印象が全く違う

仮にあなたの体が凝っていてマッサージ屋さんに行きたいと思い検索しました。
技術や料金・距離などの条件は同じとした時、
以下のどちらのお店に行きますか?
A.「今日は久しぶりのお客様が肩が凝っていると辛そうに来院しましたが、肩のマッサージをしたら体がかるくなったと喜んで帰りました。」
B.「今日肩のこりで筋肉がこわばっているお客様に、やわらげる○○というツボをマッサージをしたらその場で効果が出て喜んで帰りました。」
・・・「B」の方に行きたいと思いませんでしたか?
どちらも喜んで帰ったと書いてありますが何が違うのでしょうか?
Aの方はそもそもそうなってもらわなきゃ困るよと思ってしまうごく当たり前のが書かれています。
Bの方は症状に対し具体的にどんな処方(施術)をしたかが書かれていて、
より症状に対しての理解能力があり、
何をしたら効果的なのか判断力あると感じられます。
実際にやったことは同じだとしても、
どのように書くかでそのお店に対する印象が全く違ってきます。

 

ポイントは期待値を高めること

美容室ならどうでしょう。
※まったく同じ美容室で同じことをやったが書き方だけ違うと考えてください。
C.「髪が中途半端な長さだからなんとかしたいというお客様。よく話を聞いていくと伸ばしていきたいというので前髪だけ切って、最後ヘアアレンジしてあげたら喜んで帰りました。」
D.「髪を伸ばしたいけど中途半端な長さなので、上手くまとめられないというお客様に、ピンを使ってかわいくまとめられる簡単なヘアアレンジをお教えしたら喜んで帰りました。」
Dの方が興味を持ってもらえる可能性は高いと思いませんか?
どちらも分の前半は同じようですが後半が違います。
美容師さんにとっては当たり前のヘアアレンジなのであっさりと書いてしまいがちですが、
中途半端な長さで悩むお客さまにとってはそんなに軽くない悩みだという場合もあります。
そこに具体的に簡単なまとめ方で
かわいくなってしまうアレンジの方法を教えてくれるなら強い興味を持ちます。
上記のマッサージ店の[B]と美容室[D]の共通点は
課題に対し何を施したかという具体的な対処(やわらげる○○というツボ、ピン・かわいく・簡単)を書いているという点です。
同じことをやっていても表現の仕方でイメージが大きく変わってきてしまいます。
具体的に書くことによって信頼感が増し同じような悩みを持つ人は
「ここに行けば自分も悩みが解決できるのでは!」と期待が高まり
実際に来店に繋がることもあるでしょう。
ブログに限らずSNSなどでの発信にも送信ボタンを押す前に
「本当にこの書き方でお客様にその良さが伝わるか?興味を持ってもらえるか?」と一呼吸おいて、
考えてみるとより良い書き方が浮かんでくるのではないでしょうか。
積み重ねが大切です。

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2016-10-15 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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