マーケティング

美容室はアマゾン以上にお客様の情報を持っている。課題は○○力

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美容室はアマゾン以上にお客様の情報を持っている。課題は○○力
インターネット利用者におけるインターネットショッピングの利用率は、
平成22年の時点で46.1%となっており、
割合・利用金額共に年々増加しています。
ネット通販の中でも最王手のアマゾン。
みなさんも一度くらいは何かを買った経験があるのではないでしょうか?

そのアマゾンの売上げを大きく伸ばしたのが
パーソナライゼーション機能(おすすめ機能)です。
顧客が過去に買った商品や
検索した結果からおすすめの商品を提示するという
例のあれです。
ネット上での行動を見られているので
気持ち悪いと思う反面、
未知のグッと来る商品が提示されていると、
思わず詳細を見に行き、
時には衝動買いしてしまいます。
創業者のジェフ・ベゾスは「いままでは、商店が顧 客一人ひとりを理解するなど不可能なことでした。
それが電子商取引なら可能になるのです」と実店舗にない電子商取引だからこその強みだと力説しています。
しかし本当にそうでしょうか?

お客様の情報量は実店舗に分がある

確かにユーザー一人ひとりの興味や関心、
または個人情報等のデータを容易に把握し、
おすすめ品を提示するということはできるでしょう。
ですが、
既に他店で購入済みのものをいつまでも表示したり、
間違って検索してしまったものや
興味はないが必要に迫られて調べたものまで
しつこく提示されてうんざりする事も少なくありません。

お客様と対面して販売する実店舗では
相手を一目見ただけで膨大な情報量がなだれ込んできます。
服装、表情、しぐさ、視線
一人か複数か?
何の売り場の滞在時間が長いか?
何を買いにきたのか?
特に滞在時間の長いヘアーサロンでは
相手との関係によっては色々な事を聞く事が出来ますし、
言葉には出てこなくても声のトーンからどんな気分なのかという事も
推測できます。
ネット通販会社の何倍もの情報を察知したり推測できるのです。

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ネット通販との違いは提案力

キャンペーン中だからといって
来店者全員に同じ商品やサービスをお勧めする。
新商品だからと
全てのお客様に同じように説明する。
このような事をしていたら提案力にに長け、
利便性も高いネット通販には勝てません。
加えてアマゾンなどは圧倒的な商品量があります。
その点では太刀打ちできないのでそこでは勝負しません。
ヘアケア商品なども今の時点でネット通販に押されている最大の理由は
その人の興味・関心や気分にあったものを
きちんと提案できているかどうかだと思います。
お客様との関係性の強さで勝負しましょう。
商品に限らずメニューでも、
「いつもと同じ」ではなく何か一つでも新しい提案をしてみるとか、
仮に同じものを勧めるにしても
相手によってアプローチを変えるなど、
その人にあった提案のしかたを工夫をしてみてはいかがでしょうか。

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2015-01-17 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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