マーケティング

「もの」より「その思い」にひき付けられる

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ベーグルクーボーの美味しいベーグル

思いを人に伝えるというのはとても大事です。というお話です。
「その旅で出会ったのはベーグル。
たった1ヶ月の旅で、アメリカの味=ベーグルになりました。
しかし、日本に帰ってきてから、どこにもベーグルがない。
ならば自分で作ろう、そしてみんなにも美味しいベーグルを食べて欲しい・・・
との思いから、このお店ができました。」

ベーグルクーボーの庭

とてもかわいらしく、雰囲気のあるお店で、
庭も建物も統一感があります。
アメリカの田舎にある小さいベーグル屋さんといった感じです。

ベーグルクーボーの思いを伝えるPOP

少し前になりますが、先日のGWに那須に行ったとき、
一緒に行った友人家族に教えてもらったベーグル屋さんです。
Bagel que-veau(ベーグル クーボー)

ベーグルクーボーのテラス

このような良い雰囲気のお店に並べられたベーグルは
その効果で期待感が高まるので、
より美味しそうに感じられます。(もちろん実際に美味しいです。)
この同じベーグルがスーパーマーケットの食パンの隣りにおかれていたら、
ここまで美味しそうには思えないかも知れません。
どんな場所、店構えで売るかが大切だという事が解ります。

ベーグルクーボーの美味しいベーグル

私はこの時朝食をお腹いっぱい食べた後だったので、
見るだけ見ようと思ってお店に入ったのですが、
美味しそうなベーグルを見て心を動かされ、
更にこの言葉にK.O.され、思わずたくさん購入してしまいました。
このように、オーナーの思いを知っているのと知らないのでは、
食べる時の楽しみ、味わい方が変わってきます。
商売をされている方や、人に何かよ良さを伝えたいという方は
商品やサービスの事だけでなく、
どのような思いから、それが出来たのかを語りましょう。
また、物語になっていると忘れにくいと言う事もありますので、
その工夫もすると良いと思います。
その意味では、このお店の小さなPOPは非常に有効です。
実際に私の様に共感して買ってしまう人間もいますので・・・。

ベーグルクーボーの看板

ただ、個人的にちょっともったいないと思ったのは、
「que-veau」という店名が読みづらいという事です。
私は、最初読めませんでした。
名前がわらないと「あの店」「那須のベーグルのお店」と言われ、
周知出来ない、また調べようにも調べられないで、店にたどり着けない
と言う人もいないとは限りません。
オシャレさは損なうかも知れませんが、「クーボー」という
カナを看板等にふっておいた方が良いのではないかと思いました。

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2010-05-22 | Posted in マーケティングNo Comments » 

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