マーケティング
激動の時代を生き抜くマーケティングのコツとは・・・を受講して
今週の火曜日に宇都宮で「IT経営フォーラム 2012 in Tochigi」が開催され、
その中で船井総研の斉藤芳宜氏による「激動の時代を生き抜くマーケティングのコツとは」というセミナーがあったので聴いて来ました。
このブログを読んで頂いている方にも知っておいて欲しい情報でしたので、
ザックリですが内容をまとめたものをシェアしたいと思います。
これからの景気はどうなる？
消費の不振・企業の不振で景気は悪化。
不況を前提としたマーケティングが必要との事です。
「これから3年の大きな変化」
1、これまでのグローバル化から地域密着の地産地消ビジネスへ。
2、均一的なマニュアル化された対応から個別対応の時代へ。
3、量から品質重視へ。アフターフォローや顧客との接触頻度も、より重要になってくるとの事です。
4、結果重視からプロセス重視へ。理念やビジョンの共有、人間関係がより重要になってきます。
5、代行業の深化・深耕。人はもっと楽をしたいという欲求を潜在的に持っていると言います。
すべての業種で代行業が出てくるだろうということです。その「代行」をキーワードに空白マーケットを探していくと良いのではないか。
市場変化をチャンスにつなげるマーケティング
マーケット収縮への対応として顧客の二極化が進む中、
上位の顧客は伸びる傾向にあるので顧客同士のコミュニティ化を進め、
企業と顧客・顧客同士のより密接な関係づくりをする。
また、あらゆる業界で一番企業への集約が起きている。
顧客層・商品カテゴリー・商圏などの切り口で
力相応の一番化を目指しましょうということです。
また、日本国内においては人口減少・少子高齢化にともない
新たな消費は更に起こりにくくなるので、
アフターサービスや深掘りしていくことが重要になる。
・・・と、これで全部ではありませんが、
だいたいこんな感じでした。
来年・再来年は今年以上に景気悪化が予測されているそうですが、
逆にチャンスでもあるとおっしゃっていました。
この機会をチャンスと捉えて今後の変化の中で
どのような商品・サービスが喜ばれるか一生懸命勉強し、
考えて行動していく必要があると思います。
難しい時代ですがお互いに頑張りましょう!
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
この記事が少しでもお役にたちましたら、はてなブックマークやツイッター等で共有していただけると、たいへん励みになります。
【美容室の「できるスタッフ」を育成する講座】
