美容室経営
美容室がWEB予約システムを導入する前に必要なこと
思うような客数が来ない美容室。
お客様に来店していただくためにどんなことをすればよいのでしょうか？
・WEB予約システム導入？
・折込チラシ？
・フリーマガジン？
・クーポン券を配る？
・コンサルティングを頼む？
・セミナーに参加する？
・情報商材を購入する？
・ホームページをリニューアルする？
上げたものはどれも戦術(手段)です。
ソレが悪いわけではありませんが、
戦術とは戦略を実施するのための具体的な作戦です。
なので戦略(どうやって戦って勝つか)が無いのに
戦術ばかり考えていても仕方がありません。
どうやって戦略を導き出すか？
ではどうやって戦略を導き出すか？
このブログでも何回も書いていますが、
やはりまず「誰に何を売るのか？」を自分達がきっちり
把握しておかなければなりません。
それが明確になってはじめて、
どんな戦略で行くかということになります。
例えば、
「誰に＝(少しくらい料金が高くても価値があるものにはお金を使う人)に、何を売るのか？＝(上質な時間と空間)」を売る美容室と設定(簡単に言うと富裕層)にした場合、
どんな戦略が考えられるでしょう？
・10歳若返らせることに特化、髪に艶を。エステ併設
・モデルのような美男美女スタッフに施術してもらえる
・オーナーの世界チャンピオンになった経験から高い技術力
・高級ホテル並みのホスピタリティ
・人生の達人がお客様の人生相談を受けて悩みを解消する
・豪華なシャンデリアや輸入品の高級インテリアのサロン
・・・
戦略とは何をやらないかを決めること
ちょっと極端な例ですが、
全ての部分で最高水準を目指しても
よほどの資本やノウハウが無いと無理でしょう。
戦略とは何をやるかを、
逆に言うと何をやらないかを決めることです。
強豪がいなければそこまで考える必要もありませんが、
地域で市場を独占しているという美容室は稀でしょう。
その考えた戦略でお客様に来てもらうための作戦が戦術です。
具体的には冒頭に挙げたようなものになります。
当然ひとつだけやれば良いというものではありませんし、
また無闇にいくつも実施していると
時間もお金も労力も無駄に使ってしまいます。
最小の手で最大の効果を出すのがベストですが、
それこそが経営の難しいところなので
簡単に答えは見つかりません。
何の戦略も無く思いつくまま戦術を試していては疲弊するばかりですね。
まずは「誰に何を売るのか？」
そして「どんな戦略をとるか？」
その後具体的な作戦(戦術)は何をするかと順に考えてみましょう。
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