美容室経営
28歳からの美容師さんへ
前回に続き2つ目の問い
「28歳から必要な心得」
に対しての考えを書きます。
28歳といえばもうすぐ30。
年齢的には立派な大人です。
こちらも美容師としてというより、まず人として。
ある程度地中に根を張るとができたら、
今度は幹を太くし枝を伸ばし
きれいな花を咲かせたり
甘い果実を実らせるために
どんな栄養素を根っこから吸収すべきかも考えます。
「あなたは何の木ですか？」
その前に質問です。
「あなたは何の木ですか？(強みや役割は何ですか)」
意外とこの質問に答えられない人が多いのです。
あなたが美容師を目指した切っ掛けは何でしょう？
「こんな人達にこんな事をやってあげて喜んでもらいたいから」という
明確な目的がある人はそのまま突き進んでください。
しかし「何となく」「かっこいいから」「儲かりそうだから」
・・・という理由だという人も多いのではないでしょうか。
もちろんそれでもOKです。
ですが、
これから先は「自分は何の木か」を見極めることを考えてください。
人は誰でも生まれてきた時に与えられた特長があります。
それを最大限に活かす事があなたの幸せにもつながります。
もしあなたがりんごの木だったら
もしあなたがりんごの木だったら
どんなに頑張ってもミカンを実らせる事は出来ません。
もしあなたがミカンの木だったら桃を実らせる事ではなく、
おいしいミカンを実らせる事に全力を注ぐべきです。
もしあなたが桃の木だったらりんごを実らせようと努力しても
その努力は無駄になってしまいます。
もしかしたら実はならせずに
きれいな花を咲かせ魅了する事が役割かもしれません。
自分は何の木なのか？
美容師としてどんな事が得意なのか？
どんな人の役に立てるのか？
もし迷ったら美容の仕事の中でも特に
“ずっとやり続けても全く苦にならない”ことを探してみてください。
周りの人から「頑張ってるね」「良くそんなにできるね!?」「○○ヲタクだね」
と言われるような事はありませんか？
それこそがあなたの才能です。
心あたりがあったらそれを伸ばしてみてください。
いつの間にかその点に関しては
まわりにあなたにかなう人はいなくなっているはず。
それがあなたの木です。
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