美容室経営

美容室はどうしたらお客様へいつまでも新鮮味を提供できるか

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美容室はどうしたらお客様へいつまでも新鮮味を提供できるか
美容室に長期間定期的に通ってくれる
ありがたいお客様も多くいらっしゃると思います。

中には「今日はどうなさいますか?」と聞いても
毎回「いつもと同じで」と
おっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

そんなお客様にはどのように対処していますか?
もちろんお客様がいつもと同じとリクエストしていますので、
無理にスタイルチェンジをする必要はないと思いますが、
本当に「いつもと同じ」にするだけで良いのでしょうか?

口ではそう言っているけど本心は
実はちょっと飽きているけど失敗をしたくない・・・。
変えてみたいけど似合うスタイルが分からない・・・。
してみたいスタイルがあるけど、どう伝えたら良いか分からない・・・。
と思っているお客様もいるかもしれませんね。

そんなお客様にもスタイルチェンジはせずに
新鮮味を感じてもらう事はできるのです。

散らないで咲き続ける花はない

室町時代等に活躍した能の達人世阿弥が
日本最古の演劇論とも言われる「風姿花伝」という本を
書き残しています。

そこには「花」という言葉が多く出てきます。
「花」はみんなに愛されます。
美しくいつも新鮮だからです。

新鮮というのは長くは持たないと取る事もできます。
散らないで咲き続ける花はありません。

短い時間で散ってしまうからこそ価値があるのです。
能も一つのところに留まらず
すぐに次の演技に移るから新鮮さを生みます。

その意味でその瞬間瞬間の心の込もった、
観る人に感動を与える演技を「花」と言っています。

お客様に新鮮味を感じてもらうには

世阿弥はこう言っています(現代語訳)
いつもの演技でいつもの謡(うた)を繰り返している限り、
「まあこんなものだろう」と観客も慣れてしまうわけです。

そうした評価に安穏とせず、「同じ身振りだけれど、
いつもよりもっと軽やかに見せるような工夫をしてみよう」とか

「いつもの謡ではあるけれど、もっと趣向を凝らし、
曲にアレンジを加えたり、声の調子を変えてみよう」などと、
心のそこで新鮮さを産むような努力を続けるべきだ。

能の道を極めるためには、自分でも
「いまほどに心から熱中した事はなかった」と、
真剣になって演技に磨きをかけてみるのです。

そうすれば観客からも「いつもよりずっと面白い」と
評価を受ける機会が出てきます。
これこそ観客たちが「その演技に新鮮さを感じた」ということなのです。
引用・・・いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ「風姿花伝/世阿弥」、現代語訳/夏川賀央 致知出版社より

上記の「演技、身振り」を「技術」に、
「謡(うた)」を「カット」に、
「曲」を「前髪」に、
「声」を「色(カラー)」に置き換えてもう一度読んでみて下さい。

そのまま美容師さんに向けて世阿弥からのアドバイスに変わります。
その道を極めた達人からのメッセージです。
600年以上前ですが芸の神髄を極めた人が語る言葉には
・・・

・・・ブログではここまでです。

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2015-02-07 | Posted in 美容室経営No Comments » 

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