美容室経営

美容室店長のための適材適所の人材活用術

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「適材適所」でスタッフの幸福度も上がる

ひび割れをどう生かすか?

インドの寓話「ひび割れ水瓶」の話を聞いた事がありますか?
この話に出てくる男の機転の効かせ方はまさにリーダーとしての
仕事の見本になると思ったのでご紹介します。

男は棒の両端に水瓶をかけ、
首の上に担いで水を主人の屋敷まで運ぶのが仕事だった。
ある日、
運んだ左の水瓶が半分に減っていた。
見るとひび割れがあった。
右側はいつも満杯になる。
左の水瓶「私にはひびがあるため漏れて半分になってしまい、申し訳ない。」
男「良いんだよ。おまえがいなければ半分も運べない」
〜2年後〜
左の水瓶「私のせいであなたの努力が報われないのが心苦しい、
いっその事叩き割って新しいのと換えてくれ。」


男「この道を見て。どちら側に花が咲いている?君が通った方だ。この花は君が育てた。」
左の水瓶「何の事だ?(慰めてくれているのか?)」
〜その後〜
左の水瓶「自分はなんてダメなんだ・・・」
男「私は君の個性を生かす事を考えた。川から家までの道を良く湿らせてくれる。
だから道に花の種をまいた。その花を君が育ててくれたんだ。
おかげでご主人様にきれいな花を渡す事ができる、感謝しているよ。」
左の水瓶「この花を私が!!産まれて初めて目がさめた思いがする。
自分が貢献できた喜びが胸いっぱいにあふれてきた。
長い間自分はダメだと思い続けてきた事がいかに馬鹿げたことかわかった。」
2人の会話を聞いていた右の水瓶が言った。
「君はなんて素晴らしいんだ。
私は君のように水をまく事が出来ないから、花を咲かせられない。
満杯の水を運べる自分は完全だと思っていたけど、
私は花を咲かせる事が出来ないというひび割れを持っている。」
水運びの男は見事にひび割れを生かしました。
個性を認め自分の不完全さに気づいた右の水瓶も立派です。

ひび割れをどう役立たせるるか?

私達はそれぞれ自分だけのひび割れを持っています。
それは個性ですし必要なものです。
それをどう見るか?
どう役立たせるるか?
それが大切なのです。
完全な人はいません。
いたとしても別の角度から見たら不完全なのです。
人はそれぞれ得意・不得意があります。
得意な事が生かせない環境に配属されたら
自分はダメだと落ち込んでしまいます。
しかし別の役割を担当する事で
水を得た魚のように生き生きと仕事をする事もあります。

「適材適所」でスタッフの幸福度も上がる

松下幸之助も「適材適所」と良く言っていたといいます。
水運びの男はご主人様を喜ばせましたが、
美容室ならそれぞれのスタッフに何をしてもらえばお客様に喜んでもらえるか?
と考えれば良いでしょう。
「技術は少し落ちるが彼と話をするお客様は嬉しそう。」
「スタイリストとしては平均的だが、後輩に教えるのはとても上手い」
「彼女のおもてなし力は私もかなわない」など
簡単な事ではありませんが、・・・

・・・ブログではここまでとなります。
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2014-04-26 | Posted in 美容室経営No Comments » 

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