経営戦略
チラシの打合せで「インパクトを」と言ってはいけない理由
「インパクトを出したい」
チラシやパンフレットの打合せでクライアントから
度々言われる言葉です。
そんな時は
「インパクトと言うよりも、御社の◯◯を出していったほうが良いと思います」と、
さらっと話をより重要な事へ転換するのですが、
なぜ「インパクト」と言ってはいけないのでしょうか?
お客さんが減ったら来月のカレンダーを見ることで客数が回復する
残暑と言うにはあまりにも厳しい暑さ。
ひどい暑さが続くとき人々は外出を控え、
お店への人の動きが鈍くなります。
そんな時はぜひ、
来月や再来月のカレンダーをじっくり眺め、
どんな行事があるのか思い浮かべてみて下さい。
例えば9月・10月は行事が多いことがわかると思います。
具体的には・・・
お店のホームページ等に書いておくべき内容は、「なぜ◯◯なのか?」
忙しい現代人、
チェックする情報は必要最低限にとどまります。
お店側が言いたい事だけを言う「見て見て」の
プッシュ(push)型のサイトをわざわざ見に来てくれる人は稀でしょう。
当然のことながらインターネットで検索を利用する時は何かを
「知りたい」「調べたい」「解決したい」という目的を持っています。
ですので閲覧してこのサイトは問題の解決にならないと判断された時点で、
サイトから去ってしという事を頭に入れておく必要があります。
お店側が言いたい事でなく、
ユーザーが期待するサービスやコンテンツを掲載しなければなりません。
ユーザーが求める情報があればサイトに訪れてる機会も増え、
更には複数のページを見てもらえる可能性が高まります。
そのためにはそれぞれの業種のプロならではの深い内容が求められます。
例えば・・・
美容室メンバーズカードのポイントが貯まった時の一番良い還元率は?
美容室のメンバーズカード作成。
私の仕事の中でも多い案件です。
同じメンバーズカードといってもデザインはもちろんのこと、
そのシステムは個々に違いがありお店の個性が出ます。
新しいお店がメンバーズカードを作る時の打合せで、
ポイントが貯まった時の還元率はどのくらいが良いかとよく聞かれます。
5%(例:2万円使ってくれたら千円分を還元)というのが一番多いのですが、
ちょっと待ってください。
参考までに知りたいというのはよくわかります。
しかし、そのまま取り入れてしまって本当に良いのでしょうか?
やらないのはむしろ危険?お客様との絆づくり
先日、小阪裕司さんのセミナーに行ってきました。
私が5年くらい前に経営の改善をしようと思った頃、
良く小阪裕司さん本を読みました。
内容はそれほど覚えていない気がしていたのですが、
話を聞きていくうちに私は随分小阪さんの影響を受けていると改めて思いました。
自分のやっていることの再確認としても聴いて良かったと思います。
その日の話は「絆づくりマーケティングの真実」という表題でした。
簡単に言うと「顧客づくり」についての内容でしたが、
とても良い話が聴けましたのでちょっとだけご紹介したいと思います。
膨大な大切なことを3時間の話に凝縮したものの断片ですが、
関心のある方はぜひお読みください。