小ネタ

「運」を「動」かすためには何をすれば良い?

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「運」を「動」かすためには何をすれば良い?
西敏央さんのブログの「運動の法則」を読み深く感心し、とても腹に落ちました。
運動といってもスポーツや体操ではありません。「運」と「動(行動)」の関係についての文章です。ここにご紹介します。何かと忙しい時期かと思いますが、少しだけ手を休めてぜひお読みいただければと思います。

運動の法則

運は動より生じる。
動かないと運は生まれない。
運を必要とするなら動が必要。
行動しないと運は停滞する。
行動することで停滞した運は動き始める。
運の停滞を感じたら行動の不足を疑って吉。
運が先に動いたときには、自分に行動が求められる。
運が動いたにも関わらず、自分が止まったままだと、摩擦が生じる。
時代・環境・周囲が動いたときは、自分も動くことで調和を計って吉。
間違った考え方の人より、間違った動き方をする人の方が、運は悪くなりやすい。
正しい考え方を持っていても、動き方を間違えれば、運は停滞する。
理想の知識を持つことより、現実的な行動を先ず身に付けて吉。
やる気がなくても、やることやっていれば、運はそれなりに何とかなる。
やる気満々で野心があっても、やることやってなければ、運はどうにもならない。
口が達者なだけで何もやらない人の未来は、動きようがない。
意識やアイデアや信念は大切。
それが立派であるほどに、優れた原動力となり得る。
けれど、行動が伴わないならば、運への影響は微弱。
正しい論理を辿り、正しい道を選んだとしても、
確かに道を進んでいかないと、不正解への横道はいくらでも繋がっていて。
なんなら歩み始める前の選択以上に、道中の判断の方が頻繁。
そこには誘惑や邪魔も多かったりして。
だから、入学や就職や出会いのときではなく、
勉強や労働や交際をしている間に、運の差はついていく。
理想は、考えも動きも素敵で正しく、
人生の選択を間違えのないこと。
そして、張り合いを持って前向きに自分の人生を生きること。
正しい選択ができたならば、その後、正しく前進すること。
けれど、それはなかなか難しい。
動く前から正しい答えが分かっている人なんていないから。
間違いのない未来なんて誰にも約束されていないから。
『もしかして間違っているかもしれない』
と思いながらも、足を踏み出し、手を出して、試行錯誤するしかない。
でも、運は動より生じる。
動いたあとには次の展開が示される。
ちゃんと間違えられた人の先には、より良い未来が提示される。
その場から一歩も動かないまま、正しいことを言っているだけの人より前に進める。
十分に考えたことならば、自信を持って進めて吉。
既に動いたあとならば、その結果を判断材料にして吉。
自分の運を動かすことができるのは、自分だけ。
その心と体と魂は、自分だけが操縦できる。

運動の法則 ー運は動より生じるー
西敏央さんのブログより
http://blog.livedoor.jp/junior24/

自分の運を動かすことができるのは自分だけ

確かにいくらすごいアイデアを持っていても、立派なことを考えていても、行動しないことには何も前に進みませんね。私の経験からもあれこれ戦略を考えている時よりも、無我夢中で飛び込み営業をしていた時のほうが新規客の獲得数は遥かに多かったですし、仕事とは全く関係のない、ただ楽しみや勉強のために顔を出していたところからチラシデザインを頼まれたり、講座の講師を依頼されたりということもあります。これも行動しなければ生まれない役目でした。

文中に「やる気がなくても、やることやっていれば、運はそれなりに何とかなる。」とありますが、これってルーティンこのこじゃないかと思いました。やるべきことを習慣にしてしまえば、やる気があってもなくても自然と行動していて、それなりに事は進みます。もちろんやる気が満たされている方が良いでしょうが、人間ですから気持ちが沈む時も体調がすぐれない時もあります。それでも最低限のやるべきことをやれるのは習慣のおかげだと思います。やるべきことを習慣にするって大切ですね。

また「だから、入学や就職や出会いのときではなく、勉強や労働や交際をしている間に、運の差はついていく。」という言葉にも強くうなずきました。もちろん人生の節目での選択は大切ですが、それでその先全てが決まってしまうわけではありません。もっと重要なのはやはりその後の過ごし方だと思います。試験前の一夜漬けの勉強が全く身につかないのと同様に、どんな分野においても普段からコツコツ学んで自分の血肉にしている人には敵いません。そう考えると「不断の努力」と「普段の努力」が同じ意味に思えます。これもまたルーティンですね、その都度「今何をやるべきか」と考えて行動するのは大変ですが、やることが決まっていればす淡々とこなすだけです。個人的には努力と言っても本を読んだり、学んだことをアウトプットしたり、人と会ったり、映画(DVD)を観たりということを、ほかの人がSNSやゲームをやるようなスキマ時間にやるだけでも成長の度合いが全く違うと感じます。「運」と「ルーティン」の関係にも興味が出てきました。

「運動の法則」を読んだあなたはどう感じましたか?

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2016-12-17 | Posted in 小ネタNo Comments » 

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