小ネタ

作業効率を2倍にする方法

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整理前の机の上
整理後の机の上
先日読んだ「ワンランク上の問題解決の技術・実践編/横田尚哉著」
という本に
こんな一節がありました。

ある賢者が山道で一心不乱に木を切っているきこりを見かけた。
見ていると力の割にはなかなか作業が進まないので、声を掛けた。
「少し目立て(歯を鋭く研ぐこと)をしてはどうですか」
頭にきたきこりは
「何が目立てだ。
俺は今、見ての通りすごく忙しいんだ。
日が暮れるまでに気を切らなくちゃいけないんだ。
そんな暇なんかあるもんか」
作者は・・・10分でも時間をつくって目立てをしたら、
その後の作業がどれほど楽に、効率良く進むことか・・・。
と書いています。
“実行力があっても、分析力に乏しいと、
無駄な努力を繰り返すだけです。”
ということを、解りやすく示すための話です。

なんだか落語に出てきそうな笑い話ですが、
自分は本当にこのきこりを笑えるのか?
とハタと思いました。
言われれば、目立てをすると効率的に仕事を
進められることは理解出来ます。
しかし、自分自身の事となると「目立てをすれば良い」という事に
気付かずにこれまでの惰性でやっている仕事が
多くあるのではないかと思いました。

例えば、
「人生の○%は探し物に時間をとられる」という言葉があるますが、
私にとっても耳が痛い言葉です。
忙しい合間にでも少し時間をつくって、モノや情報を整理するルール
をつくって、それに従って収納・格納していけば、
ちょっとの手間で、探し物にとられる時間はだいぶ短縮されるでしょう。
また、手作業では丸一日かかってしまうパソコンの仕事があるとします。
しかし、1時間掛かって効率的にこなす方法を調べたとしても、
作業自体は2倍3倍のスピード、場合によっては10倍のスピードで
終わらせることが出来るかも知れません。
同じ事だったら、速く終わらせたいですよね。

何でも効率的にやれば良いとは思いませんが、
出来た時間で、より多くコミュニケーションをとったり、
読書をしたり、新たなルール作りをする時間に充てることが
できます。
まず、初めに机の上の整理をしようと思った
お盆休み初日でした。

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2010-08-13 | Posted in 小ネタNo Comments » 

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